パナソニックは、掃除機やFAX、乾電池といった10月1日以降に値上げする家電製品のリストを公開。最上位BDレコーダー「DMR-ZR1」やハイレゾ対応CDコンポ「SC-PMX90」など一部のAV機器も含む。8〜10月度の価格改定率は約2%~45%増。
10月から値上げの対象となるカテゴリーは、一部の掃除機やBDレコーダー、ラジオ、ミニコンポ、CDラジカセ、FAX、デジタルコードレス電話機、テレビドアホン、乾電池など。掃除機用の紙パック、食器洗い乾燥機の分岐水栓や高さ調整脚、FAX用インクフィルム、パソコン用バッテリーパックなども含む。詳細は同社Webサイトで案内している。
既報の通り、パナソニックは8月以降、一部の家電製品を順次値上げしている。同社では原材料費や製造・物流コストなどの継続的な高騰、半導体をはじめとする部材の供給ひっ迫による調達費用の増加、社会的情勢による為替の変動などにより「自社の内部努力だけではその影響を吸収しきれない状況となった」と値上げの理由を説明している。