東京伝統木版画工芸協同組合は9月30日〜10月4日、『世界三大春画 鳥居清長「袖の巻」展示会』を「AYUMI GALLERY」にて開催する。

  • 羽織芸者(一部)

開催するのは、全12図からなる世界三大春画の一つとも言われる鳥居清長「袖の巻」の復刻完成を記念した展示会。鳥居清長は、写楽、北斎、広重と並び、六大浮世絵師の一人。同氏の春画が復刻されるのは、初摺り以来初となるとのこと。

公開する「袖の巻」は、浮世絵には珍しい横長の画面を用いたレイアウトで、華美な装飾をなくしたシンプルな線描の美しさが特徴となっている。

入場は無料(18歳未満は入場不可)。