SARABiO温泉微生物研究所は9月20日、「ペット飼育者に関する働き方についてのアンケート調査」の結果を発表した。調査は9月10日〜16日、犬猫を飼育している20〜60代の男女350名を対象にインターネットで行われた。
調査によると、現在仕事をしている時に「ペットが同じ空間にいない」という人は69%。職場環境に関わらず、仕事をしている時も一緒にいたいと思うかを聞くと、9割近くが「とても思う」(68%)、「たまに思う」(20%)と回答した。
一緒にいたいと思う理由を聞いたところ、「ペットの様子がすぐわかり、安心しながら仕事ができるから」(45%)が圧倒的に多い結果に。一方、「仕事中は一緒にいたいと思わない」理由としては、「そばにいるのに、かまってあげられないとペットが可愛そうだから」が6割にのぼったほか、約4人に1人が「仕事に集中できない」と回答した。
次に、働きながらペットと暮らす上で不安なことを教えてもらったところ、「ペットを理由に仕事を休めない/休みづらい」(69%)が7割を占める結果に。次いで「体調不良に気づいてあげられないこと」(18%)、「不在中ストレスによる異常行動」(9%)と続いた。
そこで、ペットと暮らしながら働きやすい環境を作っていくために「会社に期待していること/変わってほしいこと」を聞くと、7割が「人間の子供と同じように、ペットも家族であることを認めた制度や対応をしてほしい」(69%)と考えていることがわかった。
また、コロナ禍に在宅勤務から出社勤務に戻った人に対し、ペットとの暮らしにどのような変化があったかを聞いたところ、「ドッグカメラを設置」(51%)が半数を占めたほか、「パートナー間で出勤日の調整などを行っている」(27%)人や、「ペットと過ごす時間を作るために転職もしくは独立をした」(12%)という人も一定数いることがわかった。