フジテレビ系バラエティ番組『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP 洗濯大名が許せない!実に面白い!SP』(24日19:00~)で、菊池風磨(Sexy Zone)が受ける「洗濯大名CMドッキリ」に、スタジオメンバーの東野幸治、小池栄子、恵俊彰、池田美優、シソンヌ・長谷川忍が、菊池本人を交えて感想を語った。
制作期間およそ6カ月、総制作費約2,000万円という破格のスケールで行われたドッキリの舞台は、菊池が出演するP&Gの洗濯洗剤「ボールド」のテレビCMの撮影現場。P&G、CM制作会社の完全協力のもと、新作CMの撮影で“洗濯大名”を熱演中の菊池に、とっておきの強力ドッキリをお見舞いする。
日頃は勘の鋭い菊池も、本物のCM撮影中にドッキリを仕掛けられるとは夢にも思わず、この史上最大級のドッキリは見事大成功。爽やかな笑顔の“洗濯大名”は、瞬く間に“許せない大名”へと変貌を遂げ、「教えて! これはどういうドッキリなの?」と、“殿、ご乱心”状態になってしまう。
スタジオメンバーのコメントは、以下の通り。
――風磨さんは今回、VTRで初めて「洗濯大名CMドッキリ」の全貌をご覧になったわけですが、率直な感想をお聞かせください。
菊池「いやぁ、あそこまで大掛かりなプロジェクトだったとは…。(『ドッキリGP』の)スタッフが前日入りしてるっていうことにも驚きましたね。僕よりもはるかに早く現場に入ってたんだっていう。でも何よりすごいのはやっぱり、P&Gさんがこの企画にOKを出したことですよね(笑)。その心意気にびっくりしてます(笑)」
――みなさん、今回の風磨さんのダマされっぷりはいかがでしたか?
東野「やっぱりね、風磨には1年に1回はドッキリに掛かってもらわないと。もはや、この番組の大きな売りなんで。恒例行事ですから」
菊池「恒例にしないでください!」
東野「いや、続けていかないとダメですよ、スタッフも、風磨をダマすために全員一丸となって頑張ってくれてるわけやから。“ワン フォア 風磨、風磨 フォア オール(1人は風磨のために、風磨はみんなのために)”とか、みんなでコールしたりして。普通はあんなこと面倒くさくてやってられないですよ(笑)」
小池「でも本当に、風磨くんはみんなから愛されてるんだなって、改めて思いましたね」
恵「今回のスタッフの努力は特にすごかったですからね。企画会議から始まって、風磨くんのCMを何気なく見たスタッフが、“これだ!”って思いついて…見ました?あのスタッフの子の見事な演技(笑)」
菊池「恵さん、あんな茶番を褒めちゃダメですよ!『ひるおび』降りる気ですか(笑)?」
東野「(笑)。みちょぱは、どうでしたか?」
池田「私はずっと、今年の夏は何か物足りないなと思ってたんですよ。それで今回のドッキリを見た瞬間、“あっ、これだったんだ!”って(笑)」
東野「アハハハ!最後のピースが埋まったんや」
池田「そうなんです。この夏、足りなかったのはこれだったのかって、答え合わせができたというか。2022年の夏は、楽しい気持ちで終われそうです(笑)」
菊池「こんなもので充実しないでください(笑)」
長谷川「僕も、本当に素晴らしいドッキリだったなと。実は最近、風磨くんがどんどんスターになって、どこか遠くに行ってしまうんじゃないかって、ちょっと心配してたんですよ。でも今回、彼のリアクションを見て、やっぱりまだまだ“こっち側の人”なんだなと思って安心しました(笑)」
東野「でも実際、これから何年か後に、“大スターの菊池風磨は、実は昔こんな仕事をしてました”言うて、過去の映像が流れる機会もあると思うんですよ。そんなとき、風磨サイドから“『ドッキリGP』の映像だけはNGで”って…」
小池「確かに、そんな時代が来るかもしれない(笑)」
菊池「いやいやいや…」
東野「それでも俺は、絶対流しますから!!」
長谷川「アハハハ!そうですよ、流しましょう!」
東野「渋谷のスクランブル交差点の大型ビジョンで流します(笑)!」
長谷川「いいですね、3面くらい使って(笑)」
菊池「ちょっともう、悪ふざけはやめましょうよ…」
恵「(笑)。だけど本当に大掛かりな企画だったよね。撮影場所も、かの有名な日活調布撮影所でしょ?なかなかできることじゃないよ、あそこでバラエティー番組の撮影なんて」
池田「今回、スタジオを2つ押さえてたってことですよね?」
東野「そう、本物のCM撮影で1個、ドッキリの撮影で1個」
小池「すごいですね、うちの番組だけでスタジオひとつ押さえちゃったんだ」
恵「だから今回の企画はいわば、テレビ界の夢なんですよ。全テレビ局のバラエティ制作陣が憧れる企画。見たらジェラシーを感じると思いますよ」
池田「そうですね、スタッフのみなさんが一丸となって準備してる姿も含めて」
菊池「いや、文化祭じゃないんだから(笑)」
池田「でも私、みなさんのチームワークに感動しちゃって。特に、風磨さんを後ろに追いやっていくあの瞬間とか…」
長谷川「あそこもちゃんとリハしてましたもんね、逃げられないように」
菊池「俺が逃げることまで想定してリハーサルしてたのか…(笑)」
長谷川「万が一ってことがあるから(笑)」
東野「でもね、『ドッキリGP』って最初の頃は、タレントさんに800m走らせてお酢を飲ませるような番組やったんですよ(笑)」
小池「ありましたね、水かと思ったらお酢だったっていうドッキリ(笑)」
東野「そもそもは、そんなシンプルなドッキリから始まってるんですよ。そこを経ての、このビッグプロジェクトですから」
恵「そう考えると、なかなか感慨深いよねぇ」
菊池「だから恵さんが肯定しちゃダメなんですって(笑)!」
東野「風磨も、そんなスタッフの頑張りを見たら“これで最後にして”とは言えないでしょ?」
菊池「いやいや、言いますよ!今回みたいなドッキリは、これが最後です!!もうイヤなんですよ」
東野「まぁ少なくとも、ジャニーズ事務所は“NO”とは言わないと思います(笑)」
池田「来年も楽しみですね(笑)!」
菊池「ダメですって!!」
小池「でも、終わったら終わったで、絶対にさみしくなると思うよ?例えば、別の後輩のアイドルの子が同じドッキリに掛かったりして…」
東野「そうやで、若い子がドッキリを仕掛けられて、“面白い!”ってなったらどうする?“ポスト風磨”とか“ネクスト風磨”とかが出てきたらイヤやろ?」
菊池「全然大丈夫です!だいたい何なんですか、ドッキリを掛けられなくなったらさみしくなるアイドルって!」
小池「(笑)。でも、本当に面白かったから。風磨くん、完全に仕上がってたし」
菊池「“完全に仕上がってる”ってどういう意味ですか(笑)!」
小池「だって私、最後に流れた『ドッキリGP』バージョンのCMも、どこが問題なのか、よくわからないもん」
(一同、爆笑)
菊池「小池さん、それはヤバいですって!!」
東野「いや、ええんちゃう(笑)?」
長谷川「さすがにあれはダメでしょ!」
小池「そう?話題になって活躍の場が広がると思うんだけどな(笑)」
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