タムロンは9月21日、富士フイルムXマウント用の超望遠ズームレンズ「150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD(Model A057)」を発表した。価格は209,000円。10月13日より発売する。

  • タムロンの超望遠ズームレンズ「150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD(Model A057)」に富士フイルムXマウント版が追加された

焦点距離150-500mm(35mm判換算225-750mm)の超望遠ズームレンズ。本体の長さは209.9mmで、望遠端にしても約284.9mmとコンパクト。手ブレ補正機構VC(Vibration Compensation)により手持ちでの撮影も可能だ。補正モードは、通常、流し撮り専用、フレーミング重視を切り替えられる。

レンズ構成は16群25枚で、特殊硝材XLD(eXtra Low Dispersion)レンズ×1枚と、LD(Low Dispersion)レンズ×5枚、複合非球面レンズ×2枚を使用。軸上色収差などの諸収差を抑制する。ズーム全域で画面の中央から四隅までの描写性能も高い。

フォーカス機構は、リニアモーターを使った「VXD(Voice-coil eXtreme-torque Drive)」を採用。最短撮影距離が広角端で0.6mと短く、近接撮影にも性能を発揮する。最大撮影倍率は1:3.1(ワイド)~1:3.7(テレ)。

絞り羽根枚数は7枚(円形絞り)。本体サイズは最大径が77mm、長さが209.9mm、重さは1,710g、三脚座は155g。フィルター径は82mmで、丸型フード(ラバー付き)、三脚座、レンズキャップが付属する。