昨年、「2021 ミス・ティーン・ジャパン」でグランプリとディー・アップ賞を受賞し、彗星の如く現れた15歳の石川花(いしかわ・はんな)。今年3月からファッション誌『Seventeen』(集英社)の専属モデルを務め、7月には1stデジタルシングル「空に咲いて」をリリースするなど、モデル・歌手として幅広い活躍を見せている。そんなデビュー間もない石川が、1st写真集『HANNA』(ワニブックス)を発売。写真集を出すことが決まったときの心境や初めての鎌倉での撮影、また、芸能活動を始めるきっかけについても語ってくれた。
■想定外の写真集発売に「まさかこんなすぐ……」
――1st写真集『HANNA』の発売、おめでとうございます! 発売日を迎えた率直な気持ちを聞かせてください。
何より、こんなに早く写真集を出すことができると思っていなかったので、嬉しいです! いま、モデルのお仕事をさせていただいていて、“いつか写真集もできたらな~”くらいにイメージしていたので、まさかこんなすぐになるとは……(笑)。とてもびっくりしました。
――想定外の出来事だったんですね。
本当にそうですね……。いま現在、ありがたいことに様々なお仕事をさせていただいて、日々いろんなことにびっくりしながら、活動しているので、写真集のお話を聞いたときは、あまり実感がなかったのですが、発売日を迎えて、取材やイベントなどがしていただいている中で、徐々に本当に発売されるんだと実感してきました。
あと、ファンの方がインスタグラムで私をメンションして“買ったよ”と報告してくださったんです。ファンの方の手元に届いているのを実際に見ることができてとても嬉しかったですし、無事に届いて安心しました。
――メンションまでして報告してくれるのは嬉しいですね。写真集発売が決定したとき、ファンの方々の反応はいかがでしたか?
7月にデジタルシングル「空に咲いて」を発売したときに、ファンの方の中には、“いつか写真集見てみたいです”と声をかけてくださった方もいて、シングルのあとにすぐ写真集が出ると聞いて驚いていたと思います(笑)。
■初めての鎌倉は「見るものが全て新鮮」
――発売を記念して、ファンと交流する初めてのイベントも開催されます(9月1日に開催済み)。
オンラインにはなりますが、初めてファンの方とお話しできるのはすごく楽しみです。いつも私のことを応援してくださっている方が参加してくださると思うので、待ち遠しいです! 不思議と緊張はしていなくて、楽しみという気持ちの方が勝っています! 会見取材のほうがずっと緊張していましたね(笑)。
――ファンの方も楽しみにしていると思います。写真集の撮影は鎌倉で行われたそうですが、撮影当日のことは覚えていますか?
すごく短い期間にたくさんの衣装やシチュエーションで撮影したので、1日がとても長く感じました。自分でも写真集を見ていて、同じ日に撮ったとは思えなくて(笑)。とても濃い時間でした。
その中でも特に印象に残っているのは、アイスや飲み物を買ってその場で撮影したシーン。元々予定していたことではなかったんですけど、その場で“これ買ってみよう”となって、すごく自然な流れだったのを覚えています。写真集が決まってから、勉強のために浜辺美波さんと広瀬すずさんの写真集を購入したのですが、その中でも“こういうのあった!”と思って、テンションが上がりました(笑)。
――自然な表情を収める写真集ならではの撮影かもしれませんね。鎌倉に行ったことは?
初めてでした! すごく素敵な場所で、見るものが全て新鮮で楽しかったです。それもあって1日が長く感じたのかもしれませんね。今度はプライベートでも遊びに行きたいなと思いました。
――今度はゆっくり観光できたらいいですね! 撮影に向けて、準備したことはありますか?
身体づくり……とまでは言えないですが、ちょっとだけ夜ご飯を控えるようにしていました。撮影当日にいい状態で臨めるように意識して、ちょっとずつちょっとずつ……(笑)。あとは脚のマッサージを続けていました。いろんなパーツの中でも脚はマッサージがすごく効くと聞いて、継続して。個人的には効果があったと思っているので、実は今も続けています!