JR西日本は21日、「WEST EXPRESS 銀河」の山陰コース特別運行を2022年秋期に2往復実施すると発表した。1往復目は初めて米子駅を着発地とした旅行商品を設定。2往復目は出雲市駅を着発地とした旅行商品を設定する。
1往復目の往路は、10月31日の22時17分に新大阪駅を発車し、11月1日の7時46分に米子駅到着。復路は11月2日の17時48分に米子駅を発車し、11月3日の6時43分に京都駅到着となる。「WEST EXPRESS 銀河で行く 山陰鉄道開業120周年記念 名車両展示会」と題した旅行商品として発売され、「山陰鉄道開業120周年」を記念し、初めて米子駅を着発地とした。
特別企画として、1955(昭和30)年3月に改築され、現在も現役の米子駅構内にある扇形車庫を見学するほか、11月1日の米子駅到着に合わせ、「山陰鉄道開業120周年記念 銀河歓迎セレモニー」を実施。乗車特典として、「山陰鉄道開業120周年記念復刻駅名券」と「星取県コラボ商品(星取ジェラート)引換券付き銀河記念乗車証」も用意される。
2往復目の往路は、11月4日の22時17分に新大阪駅を発車し、11月5日の9時31分に出雲市駅到着。復路は11月5日の16時0分に出雲市駅を発車し、11月6日の6時43分に京都駅到着となる。「WEST EXPRESS 銀河で行く 神在月の山陰へ 列車ご縁旅」と題した旅行商品として発売される。
特別企画として、最高ランクの「しまね和牛」を使用した豪華な弁当を用意するほか、一畑電車で発売している「一畑電車フリー乗車券」(1日フリー乗車券)に「WEST EXPRESS 銀河」のイラストの入ったコラボきっぷが用意される。
どちらの旅行商品も日本旅行が企画実施する。詳細情報や受付・販売方法は10月上旬、「JRおでかけネット」などを通して案内される。