元HKT48・AKB48のメンバーで女優の兒玉遥が21日、東京・恵比寿のサッポロビール本社で行われた「渋谷警察署 一日警察署長」イベントに出席した。
渋谷警察署 渋谷交通安全協会主催の「令和4年秋の全国交通安全運動 突撃!企業訪問 交通安全キャンペーン」。渋谷区にあるサッポロビールの本社で実施された同イベントに、一日警察署長に就任した兒玉遥が登場し、交通安全宣言と交通安全にまつわるトークショーを行った。
警察の制服と帽子を被って登場した兒玉は、「背筋が伸びる思いでございます」と恐縮しきりだったが、「警察の制服にずっと憧れていました。自分の誕生日近くに一日署長のニュースを見ていて、いつか私もやりたいと思っていて。夢が叶ったので、責務を全うしたいと思います」と力を込めた。
兒玉は免許所得者で、Twitterに「交通運転でゴールドを目指します!」とツイートした。「私はとにかくたくさん確認します。ミラーを見て後ろを見て。大丈夫かな? というぐらいチェックを大事にしますよ」と運転する際は慎重過ぎるぐらいだという。一日署長としてはドライバーに対して「運転していると意識していることに慣れてしまうと思います。もう一度交通ルールに気をつけ、さらに安全を意識して運転することを心掛けて欲しい欲しいです」と強く訴えた。
その兒玉が主演した映画『空のない世界から』(10月21日公開)の公開が間近に迫っている。本作で初めてシングルマザーを演じた兒玉は「自分に経験がない母親役ということで、演じる時にどうやったら親子間の雰囲気を出せるのか、監督さんとたくさんディスカッションして本番に挑みました」と振り返り、「子役のつむぎちゃんがすごくしっかりしていたので、私もヘラヘラしていられないなと思って気が引き締まりましたね」と共演したつむぎ(子役)から刺激を受けた様子。
今後演じたい役については「警察に潜り込む女スパイをやりたいですね。今日はスパイの気持ちを味わいながら警察の裏を見てきました」と明かした。また、映画で母親を演じたということで「母親になりたい願望は?」と報道陣から問われた兒玉は「母親を演じたことで子どもの存在が可愛くて愛おしくなりました。全然予定はありませんが、将来的には欲しいです。自分の分身みたいな存在なので産んでみたいですね」と前向きで、「何歳までというのはありませんが、女性は適齢期もあるので出来るだけ若いうちに産んでおきたいです」と理想を語っていた。