シンガーソングライターの森山直太朗がこのほど、主題歌を歌う日本テレビ系ドラマ『家庭教師のトラコ』(毎週水曜22:00~)のスタジオ撮影最終日にサプライズ登場した。

  • 森山直太朗=日本テレビ提供

鈴木保奈美をはじめ主要キャストが定食屋「万福亭」クランクアップ後の記念撮影中に、スタッフから「みなさんのクランクアップをお祝したいとスペシャルゲストに来ていただいております」と声がかかると、「万福亭」の入口から、森山がサプライズ登場。「え~っ!」「キャー!」と歓声があがる中で挨拶した。

すると、冒頭から想定外に感極まってしまい、涙目での祝福コメントに。キャストから「(まだ)誰も泣いてないよ~」との声が飛ぶなど、スタジオが和やかな雰囲気になる中、森山から最後にサプライズが飛び出した。

「きょうは控え室で、窓の外を見たら『茜空』が広がっていましたし、せっかくなので歌いたいなと…」と告げられると、「すご~い」「やばい!」とスタジオはさらなる盛り上がり状態に。ギター1本で主題歌「茜」を弾き語る森山の歌声がスタジオを優しく包みこみ、いつまでも拍手が鳴りやまなかった。

子園とは、以下の通り。

■森山直太朗
スタッフの皆さんのご好意に甘えてスタジオにお邪魔させていただきました。
最終話を収録している「トラコの現場」は程良い緊張感に満ち、温かく、活気に満ちていました。
橋本愛さんはじめ、演者、スタッフの皆さんがキラキラしていてまぶしくて涙が出てしまいました。
その輝きに無意識なほど人は美しく映ります。
「万福亭」で歌まで歌わせていただき、まさに至福のひととき。
素晴らしい時間をありがとうございました。

■橋本愛
森山さんのギターの弦を弾く指が微かに震えていて、それなのに奏でられる音は強く繊細でした。
窓もないスタジオのセットの中に、夕陽が差して、秋の風が吹き、虫の声が聴こえるようでした。
森山さんの唄には、日本の自然の美しさを感じます。
真摯にドラマを見てくださり、救われる思いでした。本当に、ありがとうございました。