リクルートは9月15日、2021年度(2021年4月〜2022年3月)に賃貸住宅へ入居した方の動向調査と首都圏における賃貸契約者の動向分析の結果を発表した。調査は6月10日〜28日、18歳以上の男女を対象に行われたもの。
まず、不動産会社店舗への訪問数については平均1.6店舗。2018年度に1.5店舗で底を打ち、下げ止まっている状態となっている。
部屋探しの際に見学した物件数は、平均2.9件。2019年度に2.7店舗まで下がった後、2017年度並の水準に戻っている。
物件の見学スタイルを見てみると、オンライン内見のみ実施者が20.6%、オンライン内見・対面での内見併用者が6.8%で、合わせて3割弱がオンライン内見を利用している事が分かる。前回調査よりも、8%弱の増加に。
性・年代別で見ると、オンライン内見実施者が最も多いのは男性30代の38.5%で、最も少ないのは女性30代の20.2%となっている。
見学スタイル別の平均見学物件数を見てみると、オンライン内見のみ実施者の見学物件数は2.5件と、2020年度の3.2件と比べ減少。オンライン内見・対面での内見併用者(4.4件)や、対面での内見のみ実施者(3.1件)の見学物件数は微増している。