女優の板谷由夏と俳優の阿久津慶人がこのほど、日本テレビ系ドラマ『家庭教師のトラコ』(毎週水曜22:00~)のクランクアップを迎えた。最終回は、21日に放送される。
先にクランクアップとなったのは阿久津。最後の撮影は、河川敷を中学生になった高志(阿久津)が制服姿で友達と歩いているところを母・智代(板谷)が元気に駆け抜けていくのを見て、ほほ笑むシーンだ。
体調を崩し、万全でない状態だったにもかかわらず、見事最後まで演じ切った阿久津。スタッフから無事「チェックOKです」 の声がかかった瞬間、最高の笑みがこぼれた。
母親役の板谷などからも、「いい顔してる!」「頑張った!」とねぎらいの言葉が飛ぶ中、トラコ役の橋本愛から「おつかれさまでした、ありがとう!」と感謝の花束が贈られ、やりきった表情でのクランクアップとなった。
一方、板谷の最後の撮影は、同じく河川敷の土手で、1人トラコのことを想い声をあげるシーン。長丁場の撮影もいよいよ終わりに近づき、スタッフから「ただいまのシーンを持ちまして下山智代役・板谷由夏さんオールアップです」との声がかかると、両手をあげて何度も飛び跳ねて喜びを表現。その直後に、背後からサプライズで橋本と阿久津の登場に「ビックリした~!」と驚き、橋本から花束を贈られると、充実した撮影期間を振り返った。
コメントは、以下の通り。
■阿久津慶人
残念ながら体調を崩して、Huluの(オリジナルストーリー)2話に出られなかったけど、撮影できたところは全部楽しかったです!ありがとうございました。
■板谷由夏
すごい楽しかったです。本当に!
撮影が始まって4か月ぐらいになりますけど、芝居をやっていると「役を通して教わることがあるほど、充実しているな」と思うのですが、(女将をしている定食屋『万福亭』にもあった)「笑う門には福来る」という言葉通り、智代を通して「笑っていれば人生なんとかなるかな」ということ教わった気がしています。
また元気に健康で、みなさんと再会できることを望んでいます!
本当にありがとうございました!