ベンチャーサポートグループは9月15日、「コロナ禍での起業・独立」に関する調査結果を発表した。同調査は8月1日、全国20代~50代男女1,006人を対象に、インターネットで実施した。
新型コロナ感染拡大を機に起業や独立をしたいと思ったことはあるか尋ねたところ、20.6%が「はい」と回答した。その理由は、「現在の働き方に不安を感じたため」(52.7%)と最も多く、「勤務している会社の存続に危機感があるため」(34.3%)、「新旧のビジネスの入れ替わりが多いと思うため」(26.1%)が続いた。
起業・独立に向けて行動を起こしているか聞くと、60.4%が「はい」と答えた。実際に起こしている行動については「副業を始めた」(36.0%)が最も多く、「勉強や人脈形成のため、セミナーや交流会に参加している」(34.4%)、「現職の業務を通じてスキルアップをしている」(25.6%)と続いた。
起業・独立にあたって大きな不安を感じることを尋ねたところ、「ビジネス全般に対する将来への不安」(48.8%)が最も多かった。続いて「融資(資金調達)の不安」(36.0%)、「コロナ禍に関する不安」(33.6%)となっている。