リーチゼムが運営する占いメディアziredは9月12日、「Z世代の占い利用動向」に関する調査結果を発表した。同調査は8月20日~27日、直近1年間で対面占い利用経験のある男女380人を対象に、インターネットで実施した。

  • 「占った内容、相談した内容は何ですか?」に対するZ世代(~25歳男女)の回答

Z世代(25歳以下)の男女に、1年以内に受けた占いにおいて、占った内容、相談した内容は何か尋ねたところ、「異性との出会い」(18.8%)が最も多かった。次いで「恋人や結婚相手とのこと」(15.0%)、「今後の運勢や未来について」(13.8%)となっている。

Z世代とは異なる世代(26歳~51歳)にも同様の質問をしたところ、「異性との出会い」を選んだ人はわずか6.4%で、Z世代の18.8%と比べ、2.9倍もの差が生まれた。

どんな悩みを持って、占い師への救いを求めたのか具体的に聞くと「出会いがない」「どうやって出会うのか」「結婚したいけど相手がいない」「お金を取るべきか時間を取るべきか」などの声が集まった。

  • 具体的な悩みの例「結婚したいけど相手がいない」

  • 「お金を取るべきか時間を取るべきか」

相談した悩みはその後、どうなったか聞くと、34.9%が「占いがきっかけになって解決に向かった」、44.5%が「占いとの関係はわからないが解決に向かった」と答えた。

  • 相談した悩みはその後、どうなりましたか

日常的によく利用している占いに対する、Z世代と他世代の回答差について調べた。差が大きく出たのが「テレビの占いコーナー(他世代35.5%:Z世代25.4%)」「雑誌の占いコーナー(他世代33.6%:Z世代22.2%)」で、いずれもZ世代は他世代より10%以上利用率が少なかった。一方、「TikTokやYouTubeの占い師(他世代3.6%:Z世代14.3%)」は、Z世代の利用が極めて多かった。

  • 日常的によく利用している占いに対する、Z世代と他世代の回答差