ゼロリノべは9月15日、「住宅購入時の予算管理に関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査は9月6日、東京都に住む30~40代の既婚男女1,000人を対象に、インターネットで実施した。
1年以内に購入した住宅の種別を尋ねたところ、「新築戸建て」(40%)が最も多く、「中古マンション」(27%)、「新築マンション」(23%)、「中古戸建て」(10%)と続いた。
住宅購入予算の算出方法を聞くと、42%が「自分(または配偶者)が情報収集して決めた」と回答した。23%は「ハウスメーカーや不動産仲介業者など、業者の提案をもとに決めた」、20%は「自分(または配偶者)の親や知人からのアドバイスをもとに決めた」、12%は「自分たちでファイナンシャルプランナーに相談した」と答えている。
予算内におさまったか、予算をオーバーしたか尋ねると、62%が「予算内におさまった」、38%が「予算をオーバーした」と回答した。
予算内におさまった人に「おさめるためにした工夫」を聞くと、「とにかく本当に必要な条件だけに絞った(新築戸建て)」「欲張らず身の丈に合った物件を探す(中古戸建て)」、「家選びの譲れない条件を設定し、それ以外の条件のことには目をつぶった(新築マンション)」「築年数や駅までの距離などの条件を緩める(中古マンション)」という声が挙がった。
予算をオーバーした人に、その要因を聞くと、「地盤強化という本当に必要だったかわからない追加費用がかかった(新築戸建て)」「いいのを見るとそちらが欲しくなって、ついつい予算オーバーした(中古戸建て)」「床暖房などのオプションがかさんだ(新築マンション)」「もともとの予算設定が低かった(中古マンション)」などの声が寄せられた。
購入した住宅に満足しているか、不満があるか聞くと、80%が「満足している」と答えた。
満足の理由は「予算はオーバーしたものの耐震性も心配なくなり、保障もあるので(新築戸建て)」「中古にしては綺麗だったため(中古戸建て)」「希望通りの物件で住み心地も良い(新築マンション)」「フルリノベーションしたから(中古マンション)」などだった。
一方、不満の理由を聞くと、「欠陥住宅の疑いがある(欠陥住宅の疑いがある)」「まだ前のオーナーが住んでいる時に内覧したので隅々まで見れなかった(中古戸建て)」「隣にビルが建ち、見晴らしが悪くなった(新築マンション)」「中古なので少し傷んでいる箇所がある(中古マンション)」といった声が集まった。