積水ハウスは9月14日、「男性育休白書2022」を発表した。同調査は6月20日~27日、全国の小学生以下の子どもを持つ20代~50代の男女9,400人を対象に、インターネットで実施した。

  • 「男性の家事・育児力」全国ランキング2022

今回、同社では「男性の家事・育児力」を決める4つの指標を設定。そのポイント算出により都道府県別にランキングを作成した。

指標の1つ目は「女性の評価」で、男性が行っている家事・育児の数と、男性が子育てを楽しみ、家事や育児に積極的に関与すると思うかどうかを4段階評価している。2つ目は男性の「育休取得経験」で、育休取得日数が基準となる。3つ目は男性の「家事・育児時間」で、男性の自己申告ではなく女性から見た男性の家事・育児時間を基準とした。4つ目は男性の「家事・育児参加による幸福感」で、男性本人に家事・育児に参加して幸せを感じているかどうかを4段階で尋ねた。

これら4指標5項目をそれぞれ数値化して47都道府県別にランキングし、1位:47点~47位:1点を付与し、各項目の点数を足して、都道府県別の家事・育児力を算出した。

全国1位は「高知県」(223点)で、同県は「男性が行う家事・育児の数」「男性の家事・育児関与度」「男性の家事・育児時間」の指標で1位を獲得している。2位は「沖縄県」(208点)。沖縄県は、「育休取得日」の指標が19.7日で1位に。3位は「鳥取県」(189点)で、「家事・育児幸福度」の指標で1位を獲得している。

  • 「男性の家事・育児力」全国ランキング2022 TOP3 の指標別スコア

4位は「大分県」(183点)、5位は「熊本県」(181点)がランクインした。