女優の大地真央が主演、松本まりかが助演を務める東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『最高のオバハン 中島ハルコ』(10月8日スタート 毎週土曜23:40~)のポスターが17日に公開された。
2021年4月に放送されたドラマの第2弾となる同作は、大地演じる主人公のアラ還名古屋マダム・中島ハルコと、松本演じるグルメ雑誌編集者・菊池いづみのコンビが、世の中の悩みを次々と解決していく痛快エンターテインメント。
このたび公開されたポスターは、2人の“表と裏”の表情が楽しめる2種類。撮影で大地は、10カラットの大粒イエローダイヤのリングに、胸元にはイエローダイヤとホワイトダイヤの組み合わせが新鮮なネックレス、そして耳にはホワイトダイヤの煌めきが揺れる神々しい姿を披露。大地が身に付けているのは、イギリスのハイジュエリー・ブランド「GRAFF(グラフ)」の新作3点で、その総額は約4億5千万円。すでに中島ハルコとしてスタジオに立っている大地は「まぁ!」とエレガントに驚いていた。ドレスは深みのあるグリーンカラー。そこに黒い羽のストールや宝石が合わさることで、大地の美しい肌が引き立っている。
今回のポスターには両面に印刷し、表から見るか裏から見るかで印象の違うビジュアルに仕立てるという試みも。撮影前にプロデューサーから「表と裏、A面とB面で見せる二人の顔の違いで、第一弾よりも強まったバディ感を表現したい」との説明がなされた。A面は今作の不変のテーマでもある「悪を斬る!」にちなみ「出陣」をイメージ。ドラマの舞台となる岐阜ゆかりの武将・織田信長のようにドヤッと強気に凄む表情でポージングも同じ腕組みにし、バディ感を表現した。
一方、B面のテーマは「変わらぬ日常」。ハルコといづみの日常は第一弾と同じ “翻弄する側”と“される側”。最強の名古屋マダムと庶民代表アラフォー女子の関係性もこのドラマの魅力であり、表裏でドラマの全てを表現する仕上がりとなった。
撮影中も「腕組みはもっと上でした方が良いですね」「肩が両方出るよりも、片方だけ羽が乗っている方がハルコっぽい強さが出ますね」と的確に判断していく大地。ハイジュエリーを身に付けた感想を聞くと「やはりズッシリとした重さは感じますよね。撮影時はよく見えなかったので、外してからじっくり拝見させていただきました。その際、GRAFFのスタッフの方が『リングが2億5千万円、ネックレスが1億5千万円、そしてイヤリングが5千万円』とおおよその値段を教えてくださって、それを聞いていたら5千万円も『あら、安い』なんて感じてしまって(笑)。ハルコさんになりきっていたせいで何だか感覚がおかしくなっちゃいますよね」とチャーミングな笑顔を見せた。
大地と入れ替わりでスタジオに入った松本の衣装は秋らしいパンプキンカラーに、大地のグリーンのドレスを意識かのような両肩にグリーンのラインが細く入ったジャケット。撮影されたばかりの大地の写真を見て、即座に雰囲気を掴んだ松本は日常パターンでは“翻弄される側”のいづみらしく不安な顔や困惑した顔をしたり、逆にニヤリと笑ってみたりと、次々とチャーミングに表現していく。
そんな今作の脚本は第1弾に続き『妖怪シェアハウス』『民王』など話題作を手掛けてきた西荻弓絵氏が担当。「思えば今シリーズ誕生のキッカケは、ひょっこり出会った漆器作家さんとの立ち話だったのですが、そこから多くの方々にご協力頂き、どんどん物語が膨らみました。特に今回は甲冑やオークションなど、長年の“ツレ”の皆々様の奮闘により、見応えたっぷりかと。まさに“ツレ文化”に感謝です!」と語った。
また、きょう17日よりFOD、TVer、GYAO! で第1弾の無料配信がスタートしている。