カンテレ・フジテレビ系ドラマ『魔法のリノベ』(毎週月曜22:00~)のメインキャスト7人がこのほどクランクアップを迎えた。最終話は19日に放送される。
星崎真紀氏による同名漫画を映像化する同作。大手リフォーム会社で営業成績抜群のエースだったが、ワケあって男だらけの福山家が営む「まるふく工務店」に転職してきた主人公・真行寺小梅(波瑠)と、工務店の長男で営業成績0点のバツ2シングルファザー・福山玄之介(間宮祥太朗)。2人がバディを組み、住宅リノベ提案という“魔法”で、依頼人の悩みや問題をスカッと解決していく。
オールアップを前にひと足先に撮影を終了したのは、遠藤憲一、吉野北人、近藤芳正、本多力、岩川晴ら「まるふく工務店」のメインキャストたちと、バーの店主・京子を演じたYOU、小梅の親友・ミコトを演じたSUMIREら7人。1人ずつ監督から花束を贈られると、現場では盛大な拍手が沸き起こった。
まるふく工務店の社長として、一家の大黒柱として、時に厳しく時に優しく周囲を見守ってきた福山蔵之介役で、頼れる存在であると同時に現場のムードメーカーだった遠藤は、「波瑠ちゃん、間宮くんを筆頭に、撮影の合間、くだらない遊びに付き合ってくれて……本当にありがとうございました!」と、笑顔で感謝の言葉を述べた。
続けてまるふくの末っ子設計士・福山竜之介をクールに演じ、思いを寄せる小梅に猛アプローチをかける情熱的な一面も演じて見せた吉野は「毎日が刺激的で……、すごく素敵なキャストの皆さんの中でお芝居させていただいて、すごく幸せでしたし、たくさんのことを学ばせていただきました」と撮影を振り返り、「また、みなさんとお芝居ができるように、僕ももっともっと頑張っていきます!」とコメントした。
まるふくのベテラン従業員で、福山家の数々のトラブルを近くで支えてきた小出誠二役の近藤は、「僕は普段生真面目な役とか人をいじめる役などが基本多いので、人のよい役をやらせていただいてめっちゃ楽しかったです!」と感想を述べたあと、「私事ですが、最近結婚しまして。義理の家族がめっちゃ喜んでくれて。本当にいい人を演じられることができて、よかったです!」と幸せを報告し、現場は祝福モードに包まれた。
近藤演じる小出と「えちこいコンビ」としてまるふくを盛り上げ、縁の下の力持ちでもあった越後寿太郎役の本多は「はじめはめちゃくちゃ緊張して、駅からスタジオまで来るのに20分以上かかっていたのですが……、来るたびに楽しくなって、10分を切るようになりました! またどこかでご一緒できたら、一緒に楽しいお芝居をしてください!」と役柄同様周囲を和ませ、笑顔で撮影の日々を振り返った。
そして監督から「よう頑張ったな、お疲れ!」と声を掛けられたのは、自身と同じ小学1年生の男の子・福山進之介を演じた岩川。開口一番「ありがとうございました!」と元気よく答えた岩川は、感想を求められると「リノベがすごかった。漫画からの再現度が高く……こんな再現度が高い現場に参加できてよかったなと思いました。楽しかったです!」と自分の言葉で感謝を伝え、笑顔で撮影を振り返った。
続いて吉野演じる竜之介の行きつけのバーの店主で、仕事や恋に悩む若者たちの良き相談相手でもあった京子を演じたYOUは、「すみません。私はバーでいつも涼しい思いをさせていただきました。みなさん本当に暑い中撮影されて……」とねぎらいの言葉をかけつつ、「ものすごく楽しく過ごせました。ありがとうございました。またよろしくお願いします!」とコメントした。
最後に小梅の親友で登山仲間のミコト役を演じたSUMIREは、「短い期間でしたが、みなさんと一緒に同じ作品を楽しく過ごせて、すごくうれしかったです。またどこかでお会いできたらうれしいです。ありがとうございました!」と、感謝の言葉を述べ締めくくった。
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