タメニーは9月14日、結婚相談所「パートナーエージェント」が実施した「ミドル・シニア世代のライフスタイル」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は9月2日〜7日、50歳〜79歳未婚男女2,100人を対象に行われたもの。
まず、現在恋愛をしているか聞いたところ、「交際している相手がいる」は10.2%、「好意を寄せている相手がいる」は3.7%、「なんとなく気になっている相手がいる」は5.1%で、計19.1%が恋愛をしている事が分かった。
一方で、「恋愛に興味がない」と回答した人は2018年では17.5%だったのに対し、2021年には23.9%、2022年には25.0%と年々上昇する傾向が見られた。コロナ禍以前と比べると、今年では7.5%増となっている。
次に、恋愛や結婚についての願望について尋ねてみた。すると、「結婚(入籍)相手がほしい」は8.4%、「事実婚・同棲相手がほしい」は3.4%、「恋人がほしい」は10.6%となった。2018年の調査では結婚相手や恋人がほしい人は30.9%であったものの、今回は8.5%減の22.4%に。
続いて、「1人の気楽さ」と「人とのつながり」のどちらを重視するか聞いてみると、7.9%が「どちらかと言えば人とのつながり」、5.8%が「人とのつながり」と回答し、合わせて13.7%が1人の気楽さよりも人とのつながりを重視しているという結果に。2019年の11.7%と比べて2.0%上昇した。
「1人の気楽さ」(31.9%)と「どちらかと言えば1人の気楽さ」(28.2%)の回答率は60.1%で、こちらは2019年の65.6%と比べて5.5%減少している。
恋人や結婚相手ではない、パートナーや友人、仲間は必要かどうか尋ねると、21.3%が「必要」、19.8%が「やや必要」と答え、合わせて41.1%が必要であると考えている事が分かった。一方で、「あまり必要ない」(10.8%)、「必要ない」(21.0%)と回答したのは31.7%であった。
老後、一緒に生活したり、寄り添って生きていきたいと思えるのはどんな相手か聞いたところ、女性では「信頼できる友人」(35.8%)、「兄弟姉妹など家族」(24.5%)、男性では「1人がいい」(31.2%)、「恋人や結婚相手」(29.6%)がそれぞれ上位となった。
最後に、老後は1人で生きていきたいという人を除く未婚のミドル・シニア男女600人を対象に、もし誰かと一緒に生活するならどんな生活スタイルがいいか尋ねてみた。
すると、女性では「同じ集合住宅の別の部屋」(31.0%)、「同じ町内・または近所」(27.7%)、男性では「同じ町内・または近所」(20.0%)、「同じ集合住宅の別の部屋」(19.7%)がそれぞれ上位となった。