秋の小旅行は大分県・別府はいかが? 2022年9月17日~25日まで、湯煙を活用したプロジェクションマッピングとライトアップが印象的な期間限定イベント「夜の海地獄 ~湯気の向こうに鬼遊ぶ森~」が開催されます。
今回のイベントの舞台となるのは、およそ1300年前に、大分県別府市・鶴見岳の爆発によって生まれた広大な池・海地獄。昼間は池がコバルトブルーの色に染まり、その美しい風景を見るために多くの人が訪れます。
イベントが行われるのは19:00から。昼間の穏やかな景色は一変、妖しく幻想的な世界が広がります。
プロジェクションマッピングとライトアップで幻想的な雰囲気を演出
最初は、夜の海地獄の奥へといざなう森の小道「鬼の喉元」から。ライトアップの効果で、波のようにうねる光がふたりを包みます。耳をすますと、風、雷、地響きの音も……。鬼のうなり声にはドキドキ!
ふだんは美しい水をたたえる名勝・海地獄。池からもくもくと立ち上がる白い湯気に光がゆらめき、いっそう幻想的な雰囲気です。そこに姿を現すのは、閻魔大王や鬼たち。「コラッ!」と叱るその迫力にもびっくり。
続く「鬼の小道」に登場するのは、かわいい小鬼たち。ちらりと現れては消える小鬼たちの様子を見ていると、まるでふたりをからかっているようで癒されます。
次は、鬼のいびきが聞こえる「鬼の寝床」へ。水の上一面に広がる大鬼蓮を眺めることができます。ふと上を見上げると、そこにはふたりを見つめる「鬼の目玉」が!
「鬼の極楽」は、美しいお花畑が広がる場所。きらきらと光りながら咲くお花畑を見ていると、心が洗われるよう。
フィナーレは、ここまでに出会った鬼が歌って踊る「鬼の宴会」。楽しくコミカルに踊りながら、ふたりのお見送りをしてくれます。その中には、さきほど海地獄で会い、「コラっ!」と一喝した閻魔大王も。でも最後には、微笑んでお見送りしてくれますよ。
まるで不思議な世界に迷い込んでしまったかのような経験ができる「夜の海地獄 ~湯気の向こうに鬼遊ぶ森~」。ふたりの秋の思い出作りに、ぜひ訪ねてみてくださいね。
■夜の海地獄~湯気の向こうに鬼遊ぶ森~
期間:2022年9月17日(土)~25日(日)
時間:19:00~22:00(最終入場は21:45) ※通常営業時間:8:00~17:00
会場:海地獄 (大分県別府市大字鉄輪559番地の1)
料金:大人1,000円/再入場(当日昼チケット持参)500円
※雨天時中止の場合あり。詳しくは公式ホームページにて
※価格はすべて税込