日立グローバルライフソリューションズは9月15日、冷蔵室の内部をスマホ上で確認できる「冷蔵庫カメラ」を搭載した冷蔵庫の新製品を発表した。本体幅が600mmでシングルドアの「まんなか冷凍 HWSCCタイプ」から、定格内容量470Lモデル「R-HWSCC74S」だ。発売は10月中旬で価格はオープン、推定市場価格は400,000円前後。本体カラーはピュアホワイトとライトゴールドの2色。

  • R-HWSCC74S(ピュアホワイト)

  • R-HWSCC74S(ライトゴールド)

冷蔵庫カメラは、冷蔵庫の本体上部に据え付けられている。冷蔵庫のドアを開けるたびに自動で冷蔵室の棚とドアポケットを撮影する仕組み。

撮影した画像は自動でクラウドへと送信し、ユーザーはスマートフォン専用アプリ「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」から参照できる。スーパーなどで買い物中、ストックのある食材をその場で確認すれば、食材の二重購入や買い忘れを防げる。

  • 本体上部にカメラを配置

  • 外出先からスマホの「日立冷蔵庫コンシェルジュ」アプリ」を使って、冷蔵室内やドアポケットの内容を確認

冷蔵庫としては、専用大風量ファンなどによって冷蔵室のどこの棚に置いても食材をチルド温度帯で保存できる「まるごとチルド」、肉や魚の保存に適した「特鮮氷温ルーム」、野菜を眠らせるように保存することでみずみずしさを長持ちさせる「新鮮スリープ野菜室」といった機能を備える。

本体表面にはヘアライン調のフラットな鋼板ドアを採用し、高い質感を表現。シンプルでインテリアになじみやすいデザインとした。

なお、冷蔵庫カメラを搭載しない「まんなか冷凍 HWSタイプ」の定格内容量470Lモデル「R-HWS47S」も同時に発売する。価格はオープン、推定市場価格は330,000円前後。