ファーウェイ・ジャパンは9月15日、スリムベゼル液晶ディスプレイのエントリーモデル「HUAWEI MateView SE」を発表しました。これまで「HUAWEI Display」という名称だったエントリーモデルを名称変更し、新モデルを投入します。「標準版」と「縦横回転版」の2モデルを用意。発売は9月15日からで、価格は標準版が22,800円、縦横回転版が26,800円となっています。

  • スリムベゼルで並べても使いやすい「HUAWEI MateView SE」

HUAWEI MateView SEは、画面サイズが23.8型、解像度が1,920×1,080ドット（フルHD）のIPS液晶を採用。2モデルの主な違いは、縦横回転版が0～90度の範囲で回転するほか（ピボット）、上下高0～110mm、VESAマウント規格100×100mmに対応する点です。

そのほかのスペックは共通。色域はsRGBを100％、DCI-P3で90％をカバーし、視野角は178度、輝度は250nit、リフレッシュレートは75Hz、色深度は1,670万色。色精度はΔE＜2、AMD FreeSync対応という内容です。

  • 縦横回転版は画面が縦方向に回転。標準版には回転機能（ピボット）がありません

機能としては、テュフ ラインランドによる低ブルーライトとフリッカーフリーの認証、SGSのLow Visual Fatigue認証を取得して目が疲れにくいほか、画面をモノクロにするHUAWEI eBookモードも搭載します。

  • モノクロでテキストが読みやすくなるHUAWEI eBookモード

画面占有率が92％と広い点も特徴で、下ベゼル以外は極細ベゼルでスッキリとした外観。背面にはHDMI×1、DisplayPort×1の映像入力インタフェースを配置しています。画面底部に5方向のジョイスティックを備えて、OSDメニューを操作することが可能です。

  • 底面（回転させているので側面）にあるジョイスティック

  • OSDメニューの操作が可能です

  • 背面のインタフェース