クロス・マーケティングは9月13日、男性を対象に実施した「美容に関する調査(2022年)」の結果を発表した。同調査は8月19日~21日、全国15~69歳の男性1,375名を対象に、インターネットで実施した。
メンズメイクをしている人に対しての印象を聞くと、51%が「よい+ややよい」と答えた。15~19歳は最も高く7割を占めている。メンズメイクの関心度は21%であり、20代、30代は3割前後と高めだった。一方、自身がメイクをすることに対し、「抵抗感がある」は54%で、特に50代、60代の抵抗感は強い傾向にある。
メンズメイク実施有無について聞くと、90%が「全くしていない」と答え、「たまにしている」「毎日している」は1割にとどまった。最も実施率が高いのは20代(19%)だった。
メイク実施のきっかけは「特にない(なんとなく)」(35%)、「身だしなみとして」(33%)、「コンプレックスをカバーするため」(28%)が多かった。普段使用しているアイテムは、1位が「化粧下地」(31%)で、「リップグロス」(23%)、「BBクリーム」(21%)と続いた。
直近1年間の脱毛経験について聞くと、14%が「ある」と答えた。15~19歳、20代、30代の約2割は脱毛をしていると答えている。脱毛部位は「ひげ」(61%)が最も多く、次いで「腕・手」(30%)、「脚・足」(29%)など、露出度の高い部位への施術が目立った。
美容への関心度について尋ねると、全体の23%が「ある」と答えた。15~19歳、20代、30代において関心度は3割を超えている。今後行ってみたい美容行動は、「脱毛」「運動をする」「ダイエット」などの声があがった。
美容行動を行う理由としては、「健康でいたい」「異性によく見られたい」「いつまでも格好よくありたい」が多かった。「健康でいたい」は、30代以降の割合が高い。「実年齢より若く見られたい」と「異性によく見られたい」は、30代と50代で高かった。