タカノフーズは9月13日、「ひきわり納豆全国調査報告 第1弾」の結果を発表した。調査は8月9日~12日、納豆を1ヵ月に1回以上食べる全国10代~60代の男女合計2,400名(性年代均等割り付け)を対象にインターネットで行われた。
調査によると、納豆が「好き」という人は51.2%、「どちらかというと好き」(21.0%)を合わせると、7割以上の人が「納豆好き」であることが判明。納豆を食べる頻度は、「ほぼ毎日」(16.2%)、「週に4~5回程度」(14.9%)、「週に2~3回程度」(27.7%)と、「納豆が好き」な人の約6割は「週に2回以上」食べていることがわかった。
また、納豆を食べる理由を聞くと、1位「おいしいから」(50.6%)、2位「納豆が好きだから」(46.4%)、3位「納豆を食べれば栄養面で健康だと感じるから」(42.9%)となり、味への評価とともに、栄養面での信頼度の高さがうかがえる結果となった。
続いて、「粒納豆」と「ひきわり納豆」のどちらが好きかを聞くと、「粒納豆派」58.9%、「ひきわり派」17.1%という結果に。エリア別では「九州・沖縄地方」(23.5%)で最も「ひきわり派」が多いことがわかった。
また、「ひきわり派」の人に「もとからひきわり納豆を好んで食べていたか」を聞くと、「もともとは粒納豆を好んで食べていた」(26.8%)が約4人に1人となり、「推しがひきわりを食べると言っていたから」「たまたま食べてみたらおいしかったから」「テレビでひきわりの方が栄養があると聞いたから」など、何かのきっかけで粒納豆からひきわり納豆に乗り換えているよう。
次に、ひきわり納豆の製法や特徴について、「納豆が好き」な人にどのくらい認知されているのかを調査した。
ひきわり納豆は大豆をあらかじめ挽き割って皮をほぼ取り除き、その後発酵させて製造されているが、その認知度は「納豆好き」の人でも14.4%と低く、「発酵を終えた粒納豆を細かく刻んで作っている」と誤解している人が30.4%いることが明らかに。また、「大豆の皮が取り除かれている」ことを知っている人も31.9%と約3割にとどまった。