12VHPWRケーブルが付属する大容量電源

玄人志向の「KRPW-PA」は、フルプラグイン仕様の80 PLUS Platinum電源。ケーブルのコネクタにも印字がされており、初心者にも接続先が分かりやすい親切設計だという。GeForce RTX 3090 Tiで採用が始まっている16ピンの「12VHPWR」ケーブルも標準で付属。価格は、1,200Wモデルが32,000円前後、1,000Wモデルが27,500円前後だ。

  • 玄人志向の「KRPW-PA」。12VHPWRケーブルが付属し、最新のGPUに対応する

    玄人志向の「KRPW-PA」。12VHPWRケーブルが付属し、最新のGPUに対応する

  • 静音性と耐久性に優れる13.5cmのFDBファンを搭載。セミファンレス機能もある

高コスパのエアフロー重視ミドルタワー

Fractal Designの「Focus 2」は、エアフローを重視したミドルタワーケース。フロントにメッシュパネルとデュアル14cmファンを搭載し、安価なシリーズながら、ハイエンド構成にも対応可能な冷却性能を持つ。水冷では、36cmラジエータの搭載が可能だ。5モデルをラインナップし、ツクモでの価格は10,771円~12,317円。

  • Fractal Designの「Focus 2」。同社製品としてはかなり低価格のシリーズだ

グラフィックスカードは最長405mm、CPUクーラーは全高170mmに対応する。ラインナップは、ソリッドパネルの「Solid」と強化ガラスパネルの「TG」があり、TGにはブラック/ホワイトのカラバリも用意。さらに、アドレッサブルRGBファンとLEDコントローラを搭載する「RGB TG」もあり、お買い得感が高くなっている。

  • ドライブ類は全て裏側に配置するレイアウトを採用。エアフローを妨げない

  • 2.5インチ×2台のほか、フロント側には3.5インチ×2台の設置スペースもある

ARGBファンをトリプル搭載のミドルタワー

Thermaltakeの「V350 TG ARGB Air」も、エアフローに優れるミドルタワーケースだ。メッシュパネルとトリプル12cmファンをフロントに搭載。サイドは強化ガラスを採用し、拡張スロットは90°回転させることで、グラフィックスカードの垂直配置にも対応可能だ。ブラックとホワイトの2色を用意し、価格は17,000円前後。

  • Thermaltakeの「V350 TG ARGB Air」。エアフローに最適化したメッシュを採用

  • 拡張スロットは90°回転する構造を採用。垂直配置用のブラケットも付属する

また廉価版となる「V250 TG ARGB Air」も用意。グラフィックスカードの垂直配置などは非対応となるが、フロントにメッシュとトリプルファンを搭載し、高いエアフローを実現している。カラーはブラックのみ。価格は8,000円前後とかなり安く、コストを抑えたい場合はこちらを選択するのもアリだろう。

  • こちらは「V250 TG ARGB Air」。ARGBファンを3つ搭載してこの価格は安い

ディスプレイ取り付け金具にホワイト版

ProjectM(アユート)の「PM-NFRAME-OP1-WHITE」は、長尾製作所製のオープンフレームケースに追加できるディスプレイ取り付け金具。VESA規格に準拠しており、これを使うことで、ディスプレイ一体型のPCを構築できる。すでにブラックモデルは発売されていたが、これはそのホワイトバージョンとなる。価格は5,500円前後。

  • ProjectMの「PM-NFRAME-OP1-WHITE」。オープンフレームケースの背面に設置する

  • システムの実装例。ATX/microATX向けのモデルに対応し、Mini-ITXは非対応だ