フジテレビの企画開発枠『水曜NEXT!』では、俳優・野村周平に密着したフェイクドキュメンタリー『夜の顔』を、きょう14日(24:35~ ※関東ローカル)に放送する。

  • お風呂で月刊『ムー』を手に取る野村周平=フジテレビ提供

2010年のデビュー以来、幅広い役柄を演じ続ける野村。2019年5月には、アメリカ・ニューヨークへの1年間の留学を発表し、ファンを驚かせた。私生活がベールに包まれた野村は、今何を思い、どんな生活を送っているのか。今回密着を通して、野村に起こったとんでもない事実が明らかになる――。

ある日、取材ディレクターが野村に呼び出されると、野村は「“何か”に誘拐され首にチップを埋め込まれた」「日数のカウントダウンが見える」と理解し難いことを語り始める。「宇宙人って(笑)」と受け流すディレクターに、野村は本気で激怒。「俺はまた“何か”にさらわれるのか…。死んでしまうのか…」と思いつめた野村によると、謎のカウントダウンは残すところ「あと10日」だという。「最後の日々をカメラにしっかり収めてほしい」と、野村に半ば押し切られる形で密着が始まった。

密着のテーマは「野村周平、地球での最後の10日間」。その一部始終を記録しようと、野村の自宅にカメラを設置した。「カウントダウンは止められない…。だったら残りの地球生活を楽しむしかない」と、普段と変わらぬ日々を過ごす野村。しかし、密着中にカメラが捉えたのは、突然奇声をあげたり、人前で暴れるといった奇行の数々だった。そんな奇行の間、まったく記憶がないという野村は、自らの状態があまりに不安になり、悩んだ末に未確認動物や地球外生物に詳しい月刊『ムー』編集長・三上丈晴に助けを求めることに…。すると、三上の口から驚きの事実が告げられる!

コメントは、以下の通り。

■野村周平
「すべてがフェイクですが、とんでもないバカな設定に全力で挑戦させて頂きました。純粋に楽しかったです!これからもまた、こういう突き抜けた作品に関わらせて頂きたいと思っています。続編あったら呼んでください(笑)」

■月刊『ムー』編集長・三上丈晴氏
「野村さんから次々とアドリブが飛び出し、ご一緒できてとても楽しかったです。ただ野村さんのアドリブを見ていて、セリフが実に宇宙人のことを心得ているというか…。実は野村さん、本当にアブダクション(誘拐)されているのかもしれないですね。宇宙人に関する執着というか、くらいつき方が尋常じゃなかったです!きっと半分宇宙人ですよ。そんな野村さんの宇宙人ぶりを是非ご注目ください」

■演出:加藤タケル氏

「昨今バラエティーの現場における演出に対し世間の目が厳しくなる中、逆に“全てフェイク”と謳(うた)ってしまえばなんでもアリなのでは?という発想と、表現者でもある芸能人が本気でふざけられる“大人の遊び場を提供したい”という思いが、この企画を立ち上げたきっかけです。我々・制作者と一緒に構想しながら、ぶっ飛んだ妄想を具現化し、“真面目にふざける”野村さんは、めちゃくちゃ格好良く、制作チームも最高に楽しませて頂きました。常軌を逸した設定の完全フェイク作品ですが、リアルな友人や私物が登場したり、素のアドリブも交えながら進んでいくため、視聴者の皆様には“どこまでが本当でどこからがウソ?”と想像をかき立てながら、楽しんで頂ければうれしいです。
また、今回もドキュメンタリーのリアルさを追求するため、ディレクターカメラ1台のみ、リハーサル無しの1発撮りで行っているので、これまで見たことのない野村さんの姿がたくさん見られると思います。そんな貴重な野村さんの姿を是非お楽しみください」

(C)フジテレビ