ファイントゥデイ資生堂は9月13日、「2022年秋冬のニオイに関する意識調査」の結果を発表した。調査は8月9日〜12日、オフィス勤務に勤務する20代〜50代のビジネスパーソン800名を対象にインターネットで行われた。
まず、「今後の行動範囲」について質問したところ、ビジネスパーソン約56%が、国内旅行や外食、飲み会など「行動範囲が拡大しそう」と回答。人との接点が増えてくると、気になるのが他人のニオイだが、ニオイが気になっても、9割が「指摘できない」(90.8%)という。
そこで、他人のニオイが気になるシチュエーションを聞いたところ、「複数人での外食」(30.1%)、「プライベートの飲み会」(28.6%)、「通勤電車」(27.3%)、「上司・同僚など社内の人との飲み会」「職場の人との対面での雑談」(同率23.6%)が上位となり、トップ10のうち、仕事に関連するシチュエーションも7項目ランクインした。
次に、汗の少ない秋冬に、ニオイケアを怠ることで気付かれる可能性の高い「秋冬の油断大敵臭」について調査を実施。自分が必ずニオイケアをするシチュエーションを選んでもらい、選ばなかったスコア=ニオイケアを必ずするとは限らない順に並べ、「秋冬の油断大敵臭」発生シチュエーションとしてランキングした。
その結果、ビジネスパーソンに人気の整うスポット「サウナ」(95.5%)が1位に。次いで、2位「ゲームセンター」(95.4%)、3位「海・プール」(93.4%)と続き、4位にはそろそろ復活しそうなイベント「ハロウィンイベント・パーティー」(93.3%)が、5位にはコロナ禍以降として新しいワークスタイル「コワーキングスペースでの勤務」(92.8%)がランクインするなど、注目シチュエーションがニオイケアを忘れがちなシチュエーションの上位となった。
次に、春夏と秋冬に分けてニオイケアをする頻度を聞いてみたところ、「週3日以上」ニオイケアをする人の割合は、春夏が65.8%なのに対し、秋冬は39.8%という結果に。1週間のニオイケアする頻度を算出すると、春夏は週4.2日だが、秋冬は週2.6日。さらに、秋冬は28.0%が「ニオイケアしない」ことがわかった。