俳優の及川光博が、日本テレビ系ドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』(10月16日スタート、毎週日曜22:30~)に出演することが14日、明らかになった。

及川光博=日本テレビ提供

相沢沙呼氏による累計50万部突破のヒット小説『medium 霊媒探偵城塚翡翠』(講談社文庫)が原作のこのドラマは、“霊が視える”という能力を持つ城塚翡翠(じょうづかひすい/清原果耶)が、死者からのヒントを頼りに「霊媒探偵」として難解な事件と向き合っていく物語。霊視には証拠能力がないため、誰からも信じてもらうことができないが、どんな方法で事件を解決に導くのかが見どころとなる。

及川が演じるのは、推理作家・香月(瀬戸康史)に捜査の依頼をする、警視庁捜査一課の警部・ 鐘場正和。「僕が演じる鐘場正和は、情熱を内に秘めた、あらゆる事件に真摯(しんし)に向き合っている男」「キャッチフレーズは“ちょい悪デカ”」とコメントし、「今作は、ミステリーでありながら心霊現象も絡んでくるということで、お好み焼きで言ったら“ミックスお好み焼き”」と表現。「その美味しさを、皆様に存分に味わっていただきたいと思います!」とアピールした。

コメント全文は、以下の通り。

■及川光博プロデューサー
原作は、嘘偽りなく夢中で読みました。本当に面白かったです。ですから、皆様には原作もぜひ読んでいただきたいという気持ちでいっぱいなのですが、ネット上でのネタバレはくれぐれも気をつけてほしいです(笑)
僕が演じる鐘場正和は、情熱を内に秘めた、あらゆる事件に真摯に向き合っている男だと思います。ちなみにキャッチフレーズは〝ちょい悪デカ″です(笑)。 主演の清原果耶ちゃんの印象は一言で言うと「透明感」。お写真をリビングに飾って毎朝拝みたいくらいですね。
小芝風花ちゃんは「爽快感」。同じ場所にいると気持ちが明るくなる。爽やかな柑橘系の風が吹いているイメージです。
瀬戸康史くんは「信頼感」。若くして、着実に実績を積んでいるなと思います。共演するのは今回が初めてですが、すでに頼もしさを感じています。
今作は、ミステリーでありながら心霊現象も絡んでくるということで、お好み焼きで言ったら〝ミックスお好み焼き″。豚玉もシーフードもどっちも入っている、その美味しさを、皆様に存分に味わっていただきたいと思います!

■古林茉莉プロデューサー
この度、クールでセクシーでスマートなあの(!)及川光博さんに、ぶっきらぼうで無骨な刑事の役をオファーさせて頂きました。鐘場警部は、不器用ですが情熱を内に秘めた、どこか気持ちが読めない部分のあるキャラクターです。撮影に入るにあたっては、ご本人とも相談しながら、シャツのボタンを少し開け、色の入ったメガネが印象的な、渋さと妖しさのある刑事像を組み立てていきました。真面目で粗野、優秀だけど不器用、これらを同時に表現して欲しいという我々の無茶なオーダーに対し、見事な形で応えて頂いております。ユーモアさを交えながらも常に真摯に作品や役柄と向き合って下さる及川さん、その優しさと気遣いに番組スタッフ達は既にメロメロです。ドラマの中では、タブレット菓子を噛み砕く、今までに見たことないワイルドな姿でご登場頂く予定ですので、ぜひ細かい部分にもご注目いただけたらと思います。及川さんとともに作り上げる”ちょい悪デカ”鐘場が、翡翠や香月たちをどう動かしていくのか、ぜひご期待ください。