エミライは、発売延期となっていたNoble Audioの完全ワイヤレスイヤホン「FoKus H-ANC」の新たな発売日を9月20日に決定した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は33,000円前後。
FoKus H-ANCは、より良い音質を追求するNobleのコンセプトライン「FoKusシリーズ」から、2021年発売の「FoKus PRO」に続く第2弾瀬品として登場。当初は8月12日に発売予定だったが、メーカーでの品質検査において製造工程に由来する不良が見つかったことを理由に、発売を延期していた。日本市場向けに出荷される製品は、全数製造方法を変更した改良版となる。
音楽リスニング用に新たに開発された、Knowles製「RAN」BAドライバーと、チタン・メンブレン複合素材の10mm大口径ダイナミック型ドライバーによるハイブリッド構成を採用。この組み合わせによって、「イヤホン専業メーカーのNoble Audioならではの深く沈みこむ低域と立体感のある中域、圧倒的な解像度を誇る高域を、臨場感をもって優れたバランスで実現させた」とする。
最大-40dBのノイズ抑制を行うノイズキャンセリング(NC)機能を搭載。左右3個、計6個のKnowles製フィードフォワード/フィードバック用マイクを組み合わせたハイブリッドNCで、電車の走行音や、歩行時の風切り音など、さまざまなノイズを低減する。耳に着けたまま周囲の音を聞ける外音取込機能や、ハンズフリー通話機能も備えている。
Bluetooth 5.2準拠で、対応コーデックはSBC、AAC。FoKus専用アプリを使い、最適なリスニング体験を実現する「パーソナルモード」も備えている。連続再生時間は、NCオフ時で約13時間、NCオンで約8.5時間。ケースと合わせて約45時間音楽を聞ける。イヤホン本体はIPX5防水対応で、本体カラーはブルーとパープルの2色。