ソニー生命は9月8日、今年で10回目となる「シニアの生活意識調査」の結果を発表した。調査は8月2日〜3日、50歳〜79歳の男女1,000人を対象に行われたもの。
まず、現在の楽しみを聞いたところ、1位「旅行」が45.3%で最も多く、次いで「テレビ/ドラマ」(38.6%)、「映画」(29.5%)、「グルメ」(28.5%)、「読書」(26.6%)が続いた。
次に、孫がいるシニア(308人)に、この1年間で孫のためにどのようなことにお金を使ったか聞いたところ、1位「おこづかい・お年玉・お祝い金」(67.2%)、2位「一緒に外食」(43.5%)、3位「おもちゃ・ゲーム」(39.9%)、4位「衣類などファッション用品」(30.8%)、5位「本・絵本」(26.9%)という結果となった。
続いて、孫と今後どのようなことをしたいと思うか尋ねてみた。すると、1位「外食」(50.0%)、2位「旅行」(44.5%)、3位「会話」(39.6%)、4位「公園で遊ぶ」(32.8%)、5位「散歩」(29.5%)となっている。
配偶者がいるシニア(696人)に、老後も配偶者と一緒に暮らしたいと思うか聞いてみたところ、「非常にそう思う」は50.9%、「どちらかといえばそう思う」は33.0%で、合わせて83.9%が一緒に暮らしたいと思っている事が分かった。
一緒に暮らしたいと答えた割合を男女別に見ると、男性では90.4%、女性では76.7%。男性の方が女性よりも13.7%高くなっている。
続いて、生まれ変わっても今の相手(配偶者)と結婚したいと思うか尋ねたところ、26.3%が「非常にそう思う」、35.5%が「どちらかといえばそう思う」と回答。合わせて61.8%が結婚したいと考えている事が分かった。
男女別では、男性では「そう思う」の合計が72.1%、「そう思わない」の合計が27.9%で前向きに考えている人の方が多いのに対し、女性では「そう思う」の合計が50.5%、「そう思わない」の合計が49.5%で両者が拮抗する結果となっている。