女優の山本舞香が10日、Huluのドラマ『死神さん2』(17日配信スタート、全6話)の配信記念イベントに登場した。
このシーズン2からの参加となった山本は「堤(幸彦監督)さんって、誰でも知ってる監督だと思うので、衣装合わせのときから緊張してたんですけど、お芝居となるとセリフもあるし、頭の中がうわー!ってなってる状況の中で、本番前に急にスピーカーから堤さんが『ここを足して、ここを足して』っていろいろぶっ込んでくるんですよ(笑)。それがもうパニックで、汗かきながら必死でした」と撮影を回想。「面白さをどんどん増やしていってくださってるんですよね。それに応えるのに精いっぱいで、そのときの記憶ほぼないんです」と、食らいついていったそうだ。
堤監督は「本当すいませんでした」と謝罪した上で、「こっちも緊張するんですよ、ちゃんと自分の言葉が通じるのかなと思うと。だから衣装合わせのときに、僕がカッコいいと思ってる衣装を、『カッコ悪くないですか?』って言われると怖いから、たくさん衣装を並べて選んでくださいって言いました」と気をつかったのだそう。「そしたら見事に地元のツレみたいに衣装を選んでくれて、それで急に距離が縮まりましたね」という。
また、山本は「堤組って、スタッフさんが本当に素敵なんです。ケアも完璧で、カットかかるとすぐに扇風機とか首を冷やすグッズとか用意してくれて、わりと部屋にこもりっぱなしだから換気もしっかりしてくださって。やっぱり堤さんが素敵な方だからスタッフさんたちも素敵なのかなというふうに思いましたね」と感謝。
主演の田中圭も「今回の撮影はすごい暑い中で、カツラに帽子、コートを着てるというのもあって、すごい対策をスタッフの皆さんがしてくださったんですけど、監督の優しさで日なたで撮影したことが1回くらいしかないんです。あとは外でも全部日陰にしてくださって、だから乗り切れたっていうのがあると思います」と、助けられたことを明かした。
田中演じる孤高のクセモノ刑事・儀藤堅忍が、毎話異なる相棒と冤罪事件の捜査に挑む1話完結型の刑事ドラマで、儀藤のパシリ・小刀祢葵を演じる山本。「小刀祢葵という役に何の闇があるのかというのを、1話からしっかり見てほしいなというのと、ゲストに強烈なキャラクターの方々が多いので、本当に1話から6話まで楽しんでいただけるんじゃないかなと思っております。今回からの参加なので、お手柔らかに見ていただけたら」と呼びかけた。
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