舞台「鬼滅の刃」其ノ参 無限夢列車 の公開ゲネプロが10日に東京・TOKYO DOME CITY HALLで行われ、小林亮太らが登場した。
同作は吾峠呼世晴によるコミックの舞台化作。家族を鬼に皆殺しにされた少年・炭治郎(小林亮太)が、唯一生き残ったものの鬼になってしまった妹・禰豆子(高橋かれん)を人間に戻し家族の仇を討つため、“鬼狩り”となって戦う物語が描かれる。
今回はシリーズ第3弾となり、蝶屋敷での修業を終えた炭治郎たちが、次なる任務「無限列車」で炎柱・煉獄杏寿郎(矢崎広)と合流し、新たな鬼に立ち向かう。原作屈指の人気エピソードである「無限列車」での闘いが舞台で表される。
東京公演はTOKYO DOME CITY HALLにて9月10日〜9月11日、京都公演は京都劇場にて9月16日〜25日、東京凱旋公演はTOKYO DOME CITY HALLにて10月15日〜23日。DMM.comによるライブ配信、全国38館によるライブビューイングも行われる。
脚本・演出:末満健一 コメント
汽車の客席や屋根での激闘をどのように演劇表現すればよいのか。 目まぐるしく展開する夢の情景を如何にして舞台上に出現させるのか。 都合よくアイデアが降りてくることもなく、脳みそを振り絞りながらの稽古でした。 やはりこの作品は一筋縄ではいきません。 いろいろと苦難続きでしたが「たくさんのお客さんに観てもらいたい」と自信を持ってそう思える作品になりました。 万感の思いを込めてお届けいたします。
小林亮太 コメント
無限列車が舞台上で走り出す、今日を迎えられ本当に嬉しく思います。 心を動かされ続けた稽古の日々でした。 今は "ただ見届けてほしい" その想いが募ります。 東京凱旋公演の千秋楽まで繋げられるよう、みんなで手を取り合い、一公演ずつ大切に励んでいきます。 よろしくお願いいたします。
矢崎広 コメント
この作品へかける全員の想いが重なり合って、まさに全集中でここまで来ました。 冒頭のシーンから広がっていく無限夢列車の世界に僕自身とても興奮してます。 どの場面のどの瞬間も、前作以上の沢山のスタッフ・キャストで作り上げており、僕が演じる煉獄杏寿郎もその多くの力と共に 戦っています。そこにお客様の力が加わるのだから最早百人力です。 このカンパニーの列車の初陣、全員一丸となってお届けして参ります。皆様ぜひ、ご乗車ください。
出演
竈門炭治郎:小林亮太
竈門禰豆子:高橋かれん(※高ははしごだか)
我妻善逸:植田圭輔
嘴平伊之助:佐藤祐吾
魘夢:内藤大希
猗窩座:蒼木陣
煉獄千寿郎:下川恭平
煉獄槇寿郎:細見大輔
煉獄杏寿郎:矢崎広
アンサンブル:飯島優花、大原万由子、黒沼亮、高原華乃、夛田将秀、丹下真寿美、千葉雅大、遥りさ、星賢太、米澤賢人、渡来美友
撮影:泉山美代子