テレビ朝日系ドラマ『トモダチゲームR4』(毎週土曜23:00~)最終話がきょう10日に放送される。

  • 左から菊池風磨、浮所飛貴=テレビ朝日提供

累計440万部突破の人気コミック『トモダチゲーム』(原作:山口ミコト氏、漫画:佐藤友生氏/講談社「別冊少年マガジン」連載)を新たな「考察系ドラマ」として映像化する同作。ドミノ16万個を並べて全員でクリアするのか、隠された鍵を手に入れて脱獄して勝ち抜けるのか、もしくは脱獄を防ぐため無記名の投票で邪魔者を追放するのか……行き詰まる心理戦を展開してきた「友情の檻ゲーム」もついに最終局面。追放される可能性が高い片切友一(浮所飛貴)、美笠天智(佐藤龍我)、紫宮京(藤井直樹)、クロキサトル(深水元基)の少数派4人は一時的に休戦し、手を組んでいたはずだが、そんな中密かに鍵を入手していたのがクロキ。「脱獄して勝ち抜けてやる!」と1人浮かれるが、想定外の結末が待ち受けていて……?

さらに最終話では、友一と「トモダチゲーム」の主宰者・火室ノベル(菊池風磨)がついに直接対決。何より大切にしてきた友達との関係を引き裂かれ、「運営をぶっ潰す!」と怒りに燃える友一と、これまで秘めてきた友一との複雑な過去を激白したノベルの因縁の対決が火蓋を切ることに。ノベルが友一に持ち掛けた最終ゲームは「トモダチ絶交ゲーム」。天智や四部誠(井上瑞稀)、心木ゆとり(横田真悠)、そしてワケあって運営側で活動を続けてきた沢良宜志法(久保田紗友)を人質に取って檻の中に閉じ込めたノベルは、友一に「この中から真の裏切り者を見つけ出して、そいつとの友情を絶て!」と迫る。裏切り者が判明したらその人物とは二度と会えない。苦渋の決断を迫られた友一が出した答えとは。いったい誰が友一たちをハメたのか、そもそも誰が「トモダチゲーム」に巻き込んだのか……ついに今夜「真の裏切り者」が判明する。 

最終章では友一の指示で密かに多数派に紛れ込んでいた四部を繊細な表情で演じ、自身も「撮影を通して四部誠という人間が愛おしくてたまらなくなりました」と語った井上は、「裏切り者は誰なのか、最後の最後まで怒涛の展開が続きます。皆さんも一緒に考えて、ハラハラしながら楽しんでもらえたらなと思います」と呼びかけた。

TELASA(テラサ)では、オリジナルコンテンツ『トモダチゲームR4リアル』を配信中。これまでキャスト陣のインタビューや撮影の舞台裏、クランクアップの映像を届けてきたが、このたび、最終回となるepisode9「最終話直前! クライマックスシーンの作り方」の配信がスタートした。カメラはドラマ最終回の撮影現場に潜入。「本気で攻めにいって声を荒げている」と語った浮所の熱演や、菊池と浮所が互いの演技をどのように感じていたのか、2人の本音にも迫る。