JR貨物は、秋冬期の輸送力増強施策として、北海道地区における農産品の収穫期に合わせ、例年運行している馬鈴薯輸送の専用列車を今年も運行すると発表した。9月12日から10月2日までの期間、帯広貨物駅から熊谷貨物ターミナル駅へ運転される。
JR貨物は北海道地区で生産される多くの農産品を全国各地に輸送しており、北海道外に出荷されるもののうち、馬鈴薯については約4割、玉葱については約6割を輸送しているという。秋冬期の輸送力増強施策として、馬鈴薯輸送専用列車を例年運行しており、今年も運行することとなった。
馬鈴薯輸送専用列車の輸送力は、コンテナ車20両で12フィートコンテナ100個を使用し、輸送コンテナ個数は2,000個を予定している。なお、2021年度は9月12日から10月1日までの20日間でコンテナ2,000個(片道)を輸送したとのこと。