日本気象株式会社は9月1日、北海道から鹿児島までの各都市と全国約700か所の紅葉スポットについて、今年の紅葉(モミジ)と黄葉(イチョウ)の見頃を予想した「2022年第1回 紅葉・黄葉見頃予想」を発表した。
黄葉見頃予想ではイチョウを対象に、紅葉見頃予想では主にイロハモミジについて予想を行った。
今年の秋は、北日本では平年よりやや高め、東日本・西日本では平年より高めの気温が予想される。
紅葉・黄葉は気温が低いと色づく時期は早まり、逆に気温が高いと時期は遅れる傾向にあるとのこと。そのため紅葉の見頃時期は全国的に平年並みで、四国や九州では平年より遅くなる地域もある。
東京の紅葉見頃は11月29日頃、大阪は12月3日頃となる見込みでいずれも平年並みの予想だ。
北日本の紅葉時期は平年並みで、山間部では9月下旬から11月中旬にかけて、平野部では10月中旬から11月下旬にかけて見頃となる見込み。
同様に東日本の紅葉時期も平年並みで、山間部では10月下旬から12月上旬にかけて、平野部では11月中旬から12月中旬にかけて見頃になると予想されている。
一方、西日本の紅葉時期は平年並みか平年より遅い予想となっており、山間部では10月下旬から12月上旬にかけて、平野部では11月下旬から12月中旬にかけて見頃となる見込みだ。
そして、黄葉見頃予想は東日本・西日本では平年並み、北日本では平年並みか平年より遅くなる見込み。また、黄葉は紅葉に比べて比較的早く見頃を迎える傾向にある。
北日本の平野部では10月下旬から11月下旬にかけて、東日本の平野部では11月中旬から12月上旬にかけて。西日本の平野部では11月中旬から12月中旬にかけて見頃となる見込みだ。