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【この記事のエキスパート】
スタイリスト:高橋 禎美
大手アパレルメーカーを退職後、パーソナルカラーコンサルタント、スタイリストとして独立。お客様に合わせたバランスの取り方やファッションを楽しむコツを分かりやすくアドバイス。パーソナルカラー診断も会社員時代から仕事の中で関わっており実績と定評がある。
また、FPとしても活動しており、個人FP相談や投資初心者の女性に向けた「はじめての投資セミナー」を開催中。お金とファッションに興味のある女性に支持されている。
この記事では、レディースリュックの選び方と厳選したおすすめ商品をご紹介しています。通勤や通学向け、小さめのもの、ママにおすすめの商品、おしゃれなハイブランドまで幅広紹介しているので是非自分にあったリュックを探してみてくださいね。
通勤から普段使いまで幅広く使えるリュック
リュックは荷物が多くても、背負えば両手を自由に使えるといったメリットがあります。同じ量の荷物をショルダーバッグなどで持ち運ぶより、両肩で支えるので身体に負担もかかりません。
登山やアウトドアで使用するイメージがありますが、近年ではおしゃれなデザインも増えており、ハイブランドからもリュックが展開されています。通勤から休日まで幅広く使えるレディースリュック。自分のライフスタイルに合ったものを選びましょう。
レディースリュックの選び方
スタイリストの高橋禎美さんへ取材をしてレディースリュックを選ぶときのポイントを教えていただきました。主なポイントは下記の5つになります。
【1】素材
【2】容量
【3】デザイン
【4】カラー
【5】機能性
【6】ユニセックスで使えるか
【7】ブランド
素材や容量、デザインなどをチェックすることが大切です。リュックを選ぶときの参考にしてください。
【1】素材から選ぶ
レディースリュックの素材はおもに「ポリエステル」「ナイロン」「本革」「合成皮革」「キャンバス(帆布)」の5つです。それぞれの素材の特徴について解説します。
ポリエステル
ポリエステル素材は軽量で通気性にすぐれた性質があります。色落ちがしにくく、型崩れがしにくいのが特徴です。加工を施しやすい素材のため、防臭・抗菌機能が施された布地もあります。
近年ではサステナブルの認知が高まったことで、ペットボトルを原料にした再生ポリエステル繊維が注目を浴びています。大手アパレルメーカーの製品で積極的に使用されているため、チェックしてみてもよいでしょう。
ナイロン
ナイロン素材は摩擦や摩耗などに強い特徴があり、車のエアバッグに使われるほど高い強度を持っています。近年では綿の風合いを実現したナイロンキャンバスや、裂けにくい織生地リップストップなど特殊加工が施されたナイロン素材もみられるようになりました。
軽量で耐久性にすぐれていることから、リュック以外にアウトドア製品にも利用されています。しかし、紫外線に弱く、長く使うことで変色することがあるので注意が必要です。
本革
本革は天然皮革とも呼ばれ、動物の皮を使用したものです。経年で変化する素材のため、長く使い続けることで自分だけのシワや色の変化を楽しむことが可能です。
本革製品は水濡れに弱いため、雨天時など濡れそうなときの使用は控えたほうがよいでしょう。使用後など定期的に保護クリームを塗るなどのお手入れが必要です。こまめなお手入れを楽しめる方に向いている素材です。
合成皮革
合成皮革は本革に似せて作られたものです。布地に合成樹脂をコーティングして作られているため、軽量でお手入れがかんたんというメリットがあります。また本革よりも染色がしやすいことから、カラーバリエーションが豊富なのが特徴です。
本革のようなエイジングは楽しめません。毎日使うもので、できるだけ手入れに手間をかけず本革のような風合いのものを使用したい人にぴったりの素材です。
キャンバス(帆布)
キャンバス(帆布)素材は厚手の生地で綿や麻糸を平織りにした厚手の生地です。耐久性にすぐれているため、リュックやかばんの素材に使われています。かたさのある生地ですが、使い込んでいくうちにやわらかくなり、経年変化が楽しめることから、本革と組み合わせて使用されることもあります。
ただし、合成繊維よりも重量があるため、荷物を多く入れるとリュック全体が重くなってしまうのでサイズ選びに気をつけましょう。ナイロンやポリエステルなどの合成繊維を混ぜて、軽量化されたキャンバス生地もあります。
【2】リュックの容量で選ぶ
レディース向けのリュックを選ぶにあたり、シーン別の容量の目安を解説します。
10L前後|荷物が少ない日の外出
スマートフォンやお財布を入れるだけなら、10L前後のリュックがよいでしょう。個性的なデザインでも小さめサイズなので、持ちやすく、アクセサリー感覚で身につけることが可能です。また、ショルダーバッグのように片方の肩にだけ負担がかからないメリットもあります。
荷物が増えそうなときは、折りたためるサブバッグを一緒に持っておくとよいでしょう。
20L前後|通勤・通学・ふだん使い
通勤や通学など、ある程度の荷物を持ち運ぶなら20L前後の容量はほしいところです。教科書や書類が入るかどうかA4サイズ対応のものを選んでください。また、ノートパソコンやタブレットを収納できるインナースリーブ(インナーポケット)があるかもチェックしましょう。
また、同じ容量でもポケットの数や位置で使い勝手が大きく変わってきます。背面ポケットやサイドポケットの有無など、自分の使い方を考えて選んでみてください。
30L前後|部活・荷物が多い日
部活動の荷物や1泊旅行・出張など荷物が多いときは30L前後の容量は必要です。30L以上なると15インチ相当のパソコンが入るものや、リュックの底部にシューズを入れられるスペースが設けられているものもあります。
子育て中のママで赤ちゃんのお世話アイテムなどを入れて持ち運ぶなら、ポケットの位置や数などもチェックしてください。
50L前後|旅行・軽登山・アウトドア
50L前後のリュックは2泊以上の旅行や軽登山などのアウトドアシーンで活躍します。素材も軽量なポリエステルや耐久性の高いナイロン素材が使われており、機能的なリュックが多いです。
しかし、50L以上にもなると女性が背負うにはかなり大きく、ふだん使いには向きません。おもにユニセックスデザインになるため、パートナーと兼用で使うとよいでしょう。
機内持ち込みサイズなら旅行や出張時に便利
旅行や出張時にリュックに荷物を入れるなら、機内に持ち込めるサイズを選ぶとよいでしょう。荷物を預けなくていいので、搭乗手続きや到着後の移動にかかる時間を短縮できます。
国内線は幅(W)・高さ(H)・マチ(D)の3辺の合計が115cm以内であれば持ち込み可能です。飛行機の座席数が100席以下の場合は100cm以内でどちらも重量は10kgまでと決まっています。国際線やLCCなどでルールが異なるため、よく利用する航空会社の手荷物ルールを確認したうえで選んでください。
【3】シーンに合わせたデザインを選ぶ
レディース向けのリュックはさまざまなデザインがあります。服装と合わせるときに、どのようなリュックを選べばいいのかリュックのデザインについて解説します。
スポーツ・カジュアル|通学・休日
通学に使用するリュックを選ぶなら、耐久性にすぐれた素材やポケットなど機能性に着目して選びましょう。学生向けのリュックはカラーバリエーションが豊富なものがありますが、10代は校則でカラーが指定されている学校があるので確認してください。
20代ならアウトドア要素が強めのデザインを選んでもよいでしょう。さまざまなアクティビティに対応できるように、デイリーユースでも活用できる機能的なリュックが展開しています。どのような機能があるのかチェックしてみてください。
シンプル|通勤・お出かけ
通勤用に選ぶなら、スーツとも相性がよいシンプルなデザインのリュックを選びましょう。テープやファスナーが多くついているとカジュアル感が強くなります。
30代や40代の女性で大人の女性としての落ち着いた雰囲気を演出したい方は、シンプルなデザインを選ぶのがポイントです。シンプルなリュックなら、通勤以外に休日のお出かけにも使えます。本革製など価格帯が高めの素材やハイブランドを選んでみてもよいでしょう。
【4】カラーは服装に合わせて選ぶ
レディースリュックはカラーバリエーションも豊富です。服装を合わせるときに色が与える雰囲気や印象などについて解説します。
黒・紺・茶などはふだん使いしやすい
「黒」「紺」「茶」など落ち着いた色は、ほかの色と組み合わせやすい色なのでふだん使いにぴったりです。コーデュロイやネル生地など季節感のある素材でなければ、オールシーズン活用できます。通学や通勤用としてだけではなく、ふだん使いにも便利です。
何色を選べばいいのか迷ったら、とりあえず黒や紺、茶色などのリュックを選ぶとよいでしょう。
赤・黄・緑などはファッションの差し色にぴったり
「赤」「黄」「緑」などのリュックは、ファッションの差し色として楽しめます。ビビッドなカラーも素敵ですが、くすみカラーならはじめての方でも取り入れやすいメリットがあります。ほかにも、カモフラ柄などの総柄も差し色として活用可能です。
年齢を重ねると服装の色が全体的に落ち着いてくる方もいるため、元気になれる色のリュックを意識して選んでみてもよいでしょう。
【5】リュックの機能性もチェック
リュックによって使い勝手が大きく変わるため、機能の確認は大切です。通勤・通学用ならPCやA4書類が収納できるかを確認しましょう。背面ポケットは、お財布や定期など貴重品を収納できるので便利です。
荷物がたくさん入る大容量リュックは肩ベルト(ハーネス)が太くて厚みのあるものを。フィット感を調節できるチェストベルトや腰ベルトがついていると便利です。誤った背負い方を続けると、身体に負担をかけてしまいます。正しく身体にフィットさせることができるリュックを選んでください。
【6】男女共有が可能なユニセックスデザインから選ぶ
ユニセックスデザインのリュックは、年齢や性別を問いません。夫婦や家族、パートナーと共有ができるのでコーディネートのバリエーションを増やすことが可能です。
自分だけで使用するものは女性らしさを感じられるデザインを選んで、カジュアルスタイル用に供用できるユニセックスデザインのリュックを選んでみてもいいでしょう。
【7】芸能人愛用品やハイブランドもチェック
ファッションアイテムは好きな芸能人と同じものを身につけたい方もいるでしょう。芸能人にはプラダやコーチ、グッチなどのハイブランドや海外ブランドを愛用している方もいらっしゃいます。使い心地などをSNSでアピールしている芸能人もいるのでチェックしてみましょう。
ハイブランドは価格帯が高めですが、長く使えるように縫製や製造技術がすぐれているものが多くあります。ずっと使えるものを選びたい方はぜひ検討してみてください。
スタイリストがアドバイス
用途に合わせて大きさや素材、ファッション性も重視
【エキスパートのコメント】
本来、リュックは安定的、機能的に荷物を運べるバッグとして、主にアウトドアで活用されていました。いまではタウンユースが広がって、レディースリュックはファッション性の高い、おしゃれなデザインも多くなりました。
選び方のポイントは、用途に応じて大きさ、デザイン、素材を決めていくことです。休日のカジュアルスタイルに合わせるなら、大きさはコンパクトで、色もポイントカラーとして映える色を選んでも良いでしょう。
レディースリュックの人気ブランド
レディースリュックの人気ブランドを紹介します。どんなリュックを選べばいいのか、迷ったときはまずは気になるブランドの商品からチェックしてみてください。
FREDRICK PACERS(フレドリックパッカーズ)
「FREDRICK PACERS(フレドリックパッカーズ)」は自転車用バッグの専門店としてスタートしたブランドです。現在は自転車に乗る人、徒歩で移動する人、幅広いシーンで快適に荷物を運べる製品づくりをコンセプトに自転車パーツやバッグを製造・販売しています。
製品にはアメリカ製の生地とNATIONAL MOLDINGS社の樹脂パーツを使用。シンプルなデザインながらも機能的なリュックを選べます。
MYSTERY RANCH(ミステリーランチ)
ミステリーランチは荷物運搬を目的としたパックを作ることをコンセプトに、企画・製造をおこなっているブランドです。フィット感を重視して作られており、肩ベルトの調節など独自の特徴があります。女性らしいデザインよりも、身体へのフィット感や安定感を求めている方にぴったりのブランドです。
アメリカ海軍特殊部隊からの制作依頼をきっかけに、ミリタリー向けの製品も展開しています。ブラックやカーキ、グレーなどコーディネートしやすい色展開も魅力です。
marimekko(マリメッコ)
フィンランドのライフスタイルブランドのマリメッコ(marimekko)。毎日の暮らしにアート作品を取り入れてもらえるように、オリジナルのプリント生地を使用したコットンキャンバスバッグやショルダーバッグ、バックパックなどを多数展開しています。
マリメッコを代表するバックパック「BUDDY」はカラビナやポケットなど機能性にすぐれており、マザーズバッグとして活用されている方もいます。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
ザ・ノース・フェイスはアメリカのアウトドアレクレーション製品の会社です。衣類やバッグ、シューズまで本格アウトドア仕様のアイテムから、タウンユースできるおしゃれなアイテムまで展開しています。
アイテムによってはカラー展開が豊富なため、差し色に使えるリュックも見つかるでしょう。アウトドアブランドなだけにユニセックスデザインが中心ですが、ビジネス向きのデザインも展開しています。通勤・通学向けはもちろん、休日用など幅広く選ぶことが可能です。
MT.RAINIER DESIGN(マウントレイニアデザイン)
「マウントレイニアデザイン(MT.RAINIER DESIGN)」は聖林公司が2006年に立ちあげたブランド。製造はカリフォルニアの縫製工場で北米産の60/40ファブリックを使用したマウンテンパーカーの復活が始まりです。同じ素材を使用したバックパックは、天然素材のような風合いと流行に流されないデザインで人気を集めました。
カラーバリエーションが豊富でビビッドなカラーも選べます。シンプルなデザインなので、派手な色味でも取り入れやすいでしょう。
adidas(アディダス)
アディダスはドイツのスポーツブランドです。靴や衣類、バッグなどを多数展開しています。マリメッコなどの多数のブランドやアーティストとのコラボ製品も多く、個性的なものを求めている方にぴったりです。
企業の取り組みとして、地球の環境保全と目的としたリサイクル素材の使用に取り組んでいます。リュック製品においても、リサイクルポリエステルを使用している商品を選ぶことが可能です。
Legato Largo(レガートラルゴ)
「Legato Largo(レガートラルゴ)」は口金バッグで人気を集めたanello(アネロ)の姉妹ブランドです。「毎日使いたくなるバッグ」をコンセプトに、通勤・通学・子育て中の方を対象とした商品を展開しています。
なかでも「かるいかばん」シリーズは100万個以上の販売実績を誇ります。リュックタイプが人気を集めており、ビジネス以外でも使える高いデザイン性で人気のあるブランドです。
STANDARD SUPPLY(スタンダードサプライ)
「STANDARD SUPPLY(スタンダードサプライ)」は、長く愛される商品をコンセプトにシンプルなデザインのアイテムを展開しているブランドです。レディース向けのバッグはリュック以外にナップサックやストリングポーチなどがあります。
差し色に使えるビビッドカラーからベーシックカラーまでそろっており、デザインのバリエーションも豊富です。
PORTER(ポーター)
「PORTER(ポーター)」は鞄の製造・販売をおこなう株式会社吉田を代表するブランドです。ナイロンやキャンバス素材のバッグに定評があり、「荷物を運ぶもの」として耐久性や機能性を重視して作られています。
ユニセックスデザインのバッグ類を展開していましたが、2009年からはレディースラインとして、「ポーターガール」をスタート。女性らしさを意識した製品が人気を集めています。
FJALL RAVEN(フェールラーベン)
「FJALL RAVEN(フェールラーベン)」はスウェーデンの国民的アウトドアブランドです。機能的で耐久性にすぐれた長く愛用できるデザインのアイテムを展開しています。
代表するリュックの「KANKEN」はサイズや素材、カラーバリエーションが豊富に展開しているため、好みのリュックを見つけることができるでしょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)