サムスン電子は8日、日本の国内市場に向けてGalaxyの第4世代フォルダブルスマートフォン「Galaxy Z Fold4」「Galaxy Z Flip4」、およびスマートウオッチの「Galaxy Watch5 / 5 Pro」、完全ワイヤレスイヤホンの「Galaxy Buds2 Pro」を発売すると発表しました。
発売に先駆け、Galaxy Harajuku(東京都渋谷区)で、Galaxy Buds2 Proの実機を触ってきたのでレポートします。
15%小型化した「Galaxy Buds2 Pro」、小さな耳にも馴染むサイズ
Galaxy Buds2 Proは、8月10日にグローバル向けの新製品発表イベント「Galaxy Unpacked 2022」で登場した、サムスン電子の完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」シリーズのハイエンドモデルです。5.3mmのツイーター、10mmのウーファーを内蔵し、現行モデル(Galaxy Buds Pro)と比較して15%も小型化。快適なフィット感が追求されています。
カラバリは、ボラパープル/グラファイト/ホワイトの3色で展開、重量は約5.5g(充電ケースは約43.4g)です。販路はau +1 collection取扱店やau Online Shop、Amazon.co.jp、量販店などで、9月29日に発売。Amazon.co.jp価格はグラファイトとホワイトが31,000円、ボラパープルが30,813円となっています(9月9日17時45分時点)。
また、Galaxy Buds2 Proでは、ノイズキャンセリング機能がさらに強化されました。現行モデルと比べて約40%もノイズ除去機能が向上。より静かな環境を実現します。
驚くのは、音楽を聞いていたGalaxy Buds2 Proの装着者が会話を始めたときの挙動です。自動的にアクティブノイズキャンセリングがオフになり、合わせて周囲の音モードがオンになり、音楽のボリュームが下がるという心憎い仕掛け。
会話が終了すれば元に戻ります。これなら突然、声をかけられたときに慌ててイヤホンを外したり、スマートフォンで音楽をストップしたり、といった手間が要りません。
また、対応するGalaxy端末との組み合わせで、新たに24bit Hi-Fiオーディオに対応。音質の損失を最小限に抑えたことで、非常にクリアで豊かなサウンドを実現したといいます。このほかスマホのアプリと連携すれば、イコライザー、イヤホンの装着状態のテストなども行えます。紛失した際にはSmartThings Find機能によりGalaxy Buds2 Proの位置情報を検出して追跡できる仕様です。
毎回、「もうこれ以上の進化はないだろう……」というこちらの予想を上回ってくるGalaxyシリーズ。今回の新製品も、驚くような便利機能が盛り盛りに詰め込まれています。9月29日の発売前に触ってみたい、というかたはGalaxy Harajukuまで足を運んでみるのも良いでしょう。