富士フイルムは9月9日(日本時間)、オンラインで製品発表会「X Summit NYC 2022」を開催し、その中でラージフォーマットセンサー搭載カメラ「GFXシリーズ」用の交換レンズ新製品「フジノンレンズ GF20-35mmF4 R WR」を発表した。9月29日から発売を予定しており、メーカー希望小売価格は403,700円前後。
同社製ラージフォーマットセンサー向け交換レンズとしては、これまでで最も広い画角で撮影できる超広角ズームレンズ。最適な光学設計の採用でコンパクトなサイズ感を実現し、82mmのフィルター径で高い利便性を追求。ズーム全域で開放F4の明るさを利用でき、スペースが限られた屋内での全景撮影や、自然風景や都市景観など情報量が豊富なシーンでの撮影に向くという。
鏡筒は防塵・防滴・マイナス10度の耐低温構造を採用。レンズ最前面にはフッ素コーティングを行い、撥水・防汚性能も備えている。ズーミングで全長が変化しないインナーズーム機構で、高いホールド性で快適な取り回しが行えるとしている。
- 焦点距離:20~35mm(35mm判換算:16~28mm相当)
- レンズ構成:10群14枚(非球面レンズ×3、ED非球面レンズ×1、EDレンズ×3)
- 絞り:F4~F22
- 最短撮影距離:35cm(ズーム全域)
- 最大撮影倍率:0.14倍(テレ端)
- 最大径×全長:88.5×112.5mm
- 重さ:725g
- フィルター径:82mm