ホーム画面上のアプリアイコンを長押ししたとき「ピコっ」と音がする...それは気のせいではありません。iOS 14以降、アプリアイコンにかぎらず多くのアプリが画面を長押し(3Dタッチ)すると「ピコっ」という効果音を出す仕様になっています。小さな音ですが、周囲が静かなときには気になりますよね。
この効果音は触覚タッチと連動しており、無効化することができません。コツっと指先に届く振動は、『設定』→「アクセシビリティ」→「タッチ」画面にある「バイブレーション」スイッチをオフにすると無効化できますが、効果音は残ってしまいます。
iPhone 6sからXSまでのモデル(3Dタッチ対応機)の場合、『設定』→「アクセシビリティ」→「タッチ」→「3D Touchおよび触覚タッチ」画面にある「3D Touch」スイッチをオフにすれば、3D Touchは無効化できますが、触覚タッチの機能と「ピコっ」という効果音はそのまま残ります。
「ピコっ」という音を消す方法はひとつ、iPhoneの左側面にあるサイレントスイッチを押し下げ、マナーモード(オレンジ色の塗装が見える状態)にすることです。そうすれば、画面を長押ししたときの指先への軽い振動は残るものの、以降「ピコっ」という音はしなくなります。
ところで、Musicアプリなどコントロールセンター右上に操作領域が確保される音楽再生系アプリを起動すると、画面を長押ししても「ピコっ」という音がしなくなります(iOS 15.6/iPhone 13 Proで確認)。もっとも、再生停止からしばらくすると再び「ピコっ」と鳴るようになるため、対策としてはサイレントスイッチで音を消すほうが現実的です。