近畿日本鉄道は8日、「きんてつ鉄道まつり 2022」を10月22~23日に五位堂検修車庫(奈良県香芝市)、11月5~6日に塩浜検修車庫(三重県四日市市)でそれぞれ開催すると発表した。
五位堂会場では、40トンクレーンの実演や駅名ビンゴ大会、床下ピット見学、運転席での操作体験、線路の保守に用いられるレールサイクルの乗車体験などを行う。近畿大学による模型の自動券売機の操作体験(小学生以下)もできる。フード販売では、名張車庫・高安車庫の食堂カレーの味を再現したカレーパンや、電車モチーフのオリジナルパッケージの寿司などを用意する。
塩浜会場では、台車を着脱して移動させる装置「ダウントラバーサー」操作実演、線路や電気の仕事体験(小学生以下)、電車線や信号通信機器の状態を測定しながら走行する電気検測車「はかるくん」の乗車・見学(小学生以下)などを行う。
五位堂会場・塩浜会場ともにインターネットによる事前予約が必要(参加無料、先着順)。五位堂会場のいくつかのイベントは、事前予約時に抽選に応募し当選した人のみ参加できる。「きんてつ鉄道まつり」専用サイトにて、五位堂会場は9月20日10時から、塩浜会場は9月30日10時から予約を受け付ける。両会場ともに、入場確約付きの有料アクセスツアーが設定される。
ウェブ上でも「オンライン鉄道まつり 2022」を10月1日10時から11月30日20時まで開催。五位堂車庫の仕事紹介、「ひのとり」運転士の1日に密着した動画など、オリジナル動画の配信や鉄道グッズの販売、鉄道部品ネットオークションなどを行う。