Native Instrumentsは、音楽制作スイート「KOMPLETE」の新バージョン「KOMPLETE 14」を発表した。2022年9月27日の発売を予定している。

  • 音楽制作スイート「KOMPLETE」の新バージョン「KOMPLETE 14」

KOMPLETE 14は、音楽制作に必要なツールを収録した音楽制作スイート。機械学習によるマスタリングソフトウェアを収録し、制作のスタートから、完成した楽曲にプロレベルの仕上げの処理を施す作業まで、クリエイティブなプロセスのあらゆる段階でもサポートする。「SELECT」「STANDARD」「ULTIMATE」「COLLECTOR'S EDITION」という4種のラインナップでの展開となっており、利用環境にあわせてバンドルをチョイスできる。ASIO、Core Audio、WASAPIに対応し、64bitのVST、AU、AAXのホストで動作する。

「SELECT」はシンセ、キーボード、パッド、パーカッション、サウンドデザインに適したエフェクトなど音楽制作に必要なツールを上位版から厳選。14インストゥルメント、4エフェクト、8Expansionsを収録する。メーカー直販価格は26,800円。

「STANDARD」はフラッグシップシンセサイザー「KONTAKT」や「REAKTOR」のプラットフォーム、クリエイティブエフェクトとスタジオエフェクトなど、あらゆるジャンルのサウンドを網羅する。67インストゥルメント、26エフェクト、38Expansionsを収録。メーカー直販価格は80,600円。

「ULTIMATE」は幅広い種類のシンセサイザー、サンプル音源、エフェクト、映画やオーケストラ向けの作曲ツールのコレクションを多く収録する。108インストゥルメント、31エフェクト、62Expansionsを利用できる。メーカー直販価格は161,300円。

「COLLECTOR'S EDITION」はオーケストラライブラリの上位版、最新の作曲ツール、Expansionsの多量なコレクションなど、Native Instrumentsが提供するほぼ全ての製品を含む最上位版。115インストゥルメント、32エフェクト、103Expansionsを収録する。メーカー直販価格は242,000円。

システム要件は以下の通り。

  • Mac:macOS 10.15、11 または 12(最新アップデート))
  • Windows:Windows 10(64-bit、最新サービスパック)または Windows 11(最新サービスパック)
  • CPU:Intel Core i5 または同等のCPU(Apple SiliconはRosetta 2で対応)
  • RAM:4GB(6GB 推奨)
  • ディスクの空き容量:「SELECT」/5GB(フルインストールには40GB)、「STANDARD」/10GB(フルインストールには260GB)、「ULTIMATE」/20GB(フルインストールには770GB)、「COLLECTOR'S EDITION」/30GB(フルインストールには1.125TB)