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【この記事のエキスパート】
司書教諭資格:タクミ
司書教諭と学芸員の資格を保有しているライター。どのようなジャンルの本も幅広く読む。趣味は美術館巡りと図書館通い。コーヒーを飲みながら、一人でゆっくり読書するのが好き。いつか海外の美術館に行ってみたい。
「原作・池井戸 潤」はおもしろいドラマや映画のクレジットでよくみかけます。映像化された作品は視聴率や興行収入が高くヒットしています。この記事では、司書教諭・学芸員のyokoさんと編集部が厳選したおすすめの作品をご紹介します。新刊の小説や話題になった傑作・名作もピックアップ。
直木賞作家の池井戸 潤
池井戸 潤氏は岐阜県に1963年に生まれた小説家です。慶応義塾大学を卒業して銀行へ就職。32歳のときに新たなビジネスをはじめるために退職し、ビジネス書の執筆や税理士・会計士向けソフトの監修などと執筆活動を並行していました。
子どものころに国内外のミステリー小説を読みあさっていたのが作家・池井戸 潤の原点です。銀行勤務やビジネス書執筆の体験が、池井戸 潤作品に大きな影響を与えています。
1998年「果つる底なき」で江戸川乱歩賞、2010年「鉄の骨」で吉川英治文学新人賞、2011年「下町ロケット」で直木賞を受賞。その後、半沢直樹シリーズの映像化でお茶の間にその名が知れ渡りました。
池井戸潤小説の魅力とは
池井戸 潤小説の特徴は、企業や経済・金融の世界を舞台にしたものが多いことです。一般的に企業小説と分類されるジャンルですが、池井戸 潤氏はジャンルを超えたエンターテイメントに仕上げています。
デビュー当時は「銀行ミステリー」と評されましたが、その後は登場人物をリアルな人間像として描き、読者の共感を呼ぶエンターテイメント小説を書き続けています。
池井戸 潤小説の魅力は、小さなものが大きなものに立ち向かう爽快さです。読者は主人公の生き方に共感し、思わず応援したくなります。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)