米Appleは9月7日(現地時間)、オンラインで製品発表会「Far out.(日本では「超えよう。」)」を開催し、その中でスマートウォッチの新製品「Apple Watch Series 8」と「Apple Watch SE」の新モデルを発表した。Apple Watch Series 8は9月16日から発売を予定しており、価格はGPSモデルが59,800円から。
アップルが展開するスマートウォッチの最新モデルとして、新しく「Apple Watch Series 8」が登場する。Series 7から引き続き大きく鮮やかな常時表示ディスプレイを搭載し、画面が端まで広がる細いベゼルを採用。今回新しく“革新的な”皮膚温センサーを搭載して精密な体温の検出をサポートした点が特徴で、女性の月経周期や過去の排卵日の推定通知が利用できるようになる。
また、これまでも利用できた転倒検出機能へのアップデートとして、新しく自動車での重大な衝突事故の検出にも対応。新開発の2つのモーションセンサーを搭載しており、最大256Gの加速度を検知可能。自動車での正面衝突、側面衝突、追突、横転を検出し、ユーザーからの応答がない場合は自動的に通報を行える。
Apple Watch Series 8のアルミニウムモデルは「ミッドナイト」「スターライト」「シルバー」「(PRODUCT)RED」の4色展開で、ステンレススチールモデルは「シルバー」「ゴールド」「グラファイト」の3色展開。Just Do Itのロゴを生地に織り込んだ新しいNikeスポーツループや、グロメットメタルのHermèsバンドも登場する。
また、最新モデルながら機能や性能を厳選し、より初めてのApple Watchとして手に取りやすい価格に設定したという「Apple Watch SE」にも新モデルが登場。Apple Watch Series 8と同じS8 System in Packageを搭載し、同じモーションセンサーを内蔵。前モデルより動作速度が20%高まったとしている。
Apple Watch SE新モデルは9月16日から発売を予定しており、価格はGPSモデルが37,800円から。