何の気なしに着けているであろうストライプ柄のネクタイ。そんなネクタイの「ストライプの方向」には、ちゃんと意味があるのだそう。ネクタイブランドを運営する会社の代表が投稿したツイートがためになると話題となっている。

話題となっているのは、ネクタイブランド・SHAKUNONEを運営する笏本縫製の代表・しゃく|岡山の町工場さんのツイートだ。当該ツイートでは、「『ネクタイのストライプ方向に意味ってあるの?』数件お問い合わせを頂戴しておりましたので回答します。右あがりが『英国式↗』で、左あがりが『米国式↖』です。」と紹介。続けて、「ちなみに、使いやすくて選びやすい定番のストライプですが、実は海外や、国際的な場面では着用は控えた方が"無難"と言われているんです。」とストライプの方向に関するためになる知識を紹介。

さらに、「英国ではストライプ柄のネクタイを避けた方いい」という理由もツイートしている。こちらのでは、「英国では連隊や大学によってストライプのデザインを変えて、所属をあらわす文化があります。そのため、ごく稀に『そのストライプは、〇〇大学のOBか?』と勘違いされて声をかけられることもあるとか。」と解説。これもためになる知識だ。ちなみに、ストライプ柄のネクタイの起源は16世紀にまで遡るそう。当時の英国軍が、それぞれの連隊ごとに色やデザインの異なるストライプ柄を作り、所属を示していたのがはじまりだとか。

ネット上では「人に自慢げに話せる情報、ありがとうございます」「ちょっと違いますが日本で他所の家紋付きの着物を着るようなものですね?」「穏便に済む無地のネクタイがいいですな」などの声が寄せられた。