パナソニックは9月7日、Lマウント用の超広角単焦点レンズ「LUMIX S 18mm F1.8」(S-S18)を発表した。希望小売価格は121,000円。10月20日に発売する。
同社のLマウント用交換レンズは、描写性能を追求しライカの評価・認証も受ける「S PROレンズ」と機動性やユーザビリティに重点を置いた「Sレンズ」に分類される。本製品は後者にあたり、 小型・軽量でサイズや操作性を統一したF1.8単焦点シリーズの5本目となる。
18mm/24mm/35mm/50mm/85mmの画角が揃う本シリーズでは、レンズの大きさや重量バランス、フィルター径などを統一するだけでなく、描写性能や色にも統一感を持たせ、プロの撮影現場におけるワークフローの効率化を図る。
リニアモーターとインナーフォーカスを採用し、動体追従と静粛性に優れ、動画でも扱いやすいAF性能を実現。絞りはマイクロステップ制御により、輝度変化の大きいシーンでも滑らかに露出を変化させられる。MF操作時にはカメラ本体の設定でリニア/ノンリニアに挙動を切り替えられる。防塵防滴かつ耐低温仕様とする。
主な仕様は下記のとおり。
- 焦点距離:18mm
- 絞り:F1.8-16
- 絞り羽根:9枚
- レンズ構成:12群13枚(非球面レンズ3枚、UEDレンズ1枚、EDレンズ3枚、UHRレンズ1枚)
- 最短撮影距離:0.18m
- 最大撮影倍率:0.20倍
- フィルター径:Φ67mm
- サイズ:直径約73.6mm(最大部)×長さ約82.0mm
- 重量:約340g(レンズフードなどを除く)
- 防塵防滴:対応
- 使用可能温度/湿度:-10~40℃/10~80%
- 付属品:レンズフード、レンズキャップ、レンズリアキャップ