フジテレビの企画開発枠『水曜NEXT!』では、フェイクドキュメンタリー番組『夜の顔』を、7日・14日(24:35~ ※関東ローカル)に放送する。
7日は、おぎやはぎ・小木博明に密着。その芸風からすべてがネタに聞こえてしまうミステリアスな小木の私生活は謎に包まれている。8月で51歳になった小木は、いま何を思い、どんな日々を過ごしているのか。テレビで見せる“芸人”の顔とは違った、“もう一つの顔”に今回カメラが迫った――。
深夜、ラジオを終えた小木が向かったのは都内某所の公園。聞けば、「トー横キッズ」といわれる、行き場のない若者たちのニュースを見て、50歳を過ぎた頃からいても立ってもいられないと見回り活動を始めたという。「いい話にしないでよ」と照れながら語る小木だが、密着を進めると食事の世話をしたり、悪い大人から若者たちを守ったりと、芸人・小木とは全く違う一面が明らかに。そんな小木は、若者たちから便所の裏にいつもいるおじさん、通称「ベン裏のおぎ」として慕われるようになっていた。
パパ活、ドラッグ…トラブルに巻き込まれる若者たちに心を痛める小木。「帰る場所がないのが一番の問題」と言いつつ、密着するディレクターを連れて向かったのは、都内近郊にある古民家。聞けば、彼らの居場所としてなんと自腹で中古物件を購入したという。電気もまだきてない古民家に入った小木とディレクターだが、そこで思いもよらぬ驚きの展開が待っていた…。
コメントは、以下の通り。
■小木博明(おぎやはぎ)
「フェイクドキュメンタリーですが、実は結構素の感じが出ていた気がします。本当に素の感じでやっていますよ。ガチのドキュメンタリーみたいな。やっていることがめちゃくちゃなだけであって、それ以外はガチ。どこまでがホントでどこまでがウソか、あの中に本当の自分も5~6割くらいは入っているから、そこが見所かもしれません。そういうところを見てほしい。“これ、素でやってんな”とか、“これウソっぽいな”とか、そういう見方もあると思うので、是非楽しんでほしいです。僕自身もやっていて楽しかったですね」
■演出・加藤武氏
「昨今バラエティ番組の演出に対し世間の目が厳しくなる中、表現者でもある芸能人が本気でふざけられる“大人の遊び場”を提供できないかと思い、この番組を企画しました。フェイクということで、なんでもありの、かなりぶっ飛んだドキュメンタリーに見えると思いますが、実は撮影してみると出演者の普段の仕事現場やリアルな私物も登場しますし、コメントもアドリブだらけで“どこまでが本当?どこからがウソ?”と視聴者の想像をかき立てるような作品に仕上がりました。ウソか?誠か?番組を見た後も、ぜひ楽しんで頂ければと思います」
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