メットライフ生命保険は9月2日、「老後を変える全国47都道府県大調査 2022」の結果を発表した。同調査は6月17日~20日、全国の18歳~70代までの男女1万4,900人を対象にインターネットで実施した。
昨今の社会情勢の変化に対する不安について聞くと、74.8%が「物価上昇・インフレ」により不安が増えたと回答した。これは、「ロシアのウクライナ侵攻」(66.0%)や「新型コロナウイルス感染症の拡大」(53.5%)を上回っている。
社会情勢による生活意識の変化を聞くと、「物価上昇・インフレ」により不安が増えたと回答した人のうち、23.5%は「資産運用の意欲が強まった」、10.9%は「外貨への関心が高まった」、13.2%が「分散投資への関心が高まった」と答えている。社会情勢の変化によって資産形成への意識の変化もみられることもわかった。