「品」というものは、見た目はもちろん、人としての中身にこそ宿るもの。
凛として優雅な佇まいなのに、話してみると落ち着いて柔らかい。そんな人には、やはり品の良さを感じますよね。

それでは一体、どうすれば品格を持つことができるのでしょうか。そのヒントになるようなお話が、現在ツイッターで話題となっています。

  • ※画像はイメージです。

品のある人の多くが「特に初対面では、聞かれるまで自分のことを自分から話さない」ということに気づいた。これ、簡単だけど好感度増すね
(@erikkovoiceより引用)

投稿主は、話し方講師の「超じゃがりこちゃん(@erikkovoice)」さん。いわく、「品のある人」の多くが「自分のことは相手から聞かれるまで話さない」という法則があることに気づいたそうで、特に初対面ではなおさらその法則が当てはまるとのことです。

さらに、超じゃがりこちゃんは次のようにも補足しています。

仕事柄、品のある方に数多く会いましたが「相手が話終わってから話す」「相手のはなしを最後まで聞く」「相手の意見に対して求めれた場合以外は自分の意見ではなくて考えを言う」「決めつけない」「"でも私はこう思う"よりも"あなたはそう思うのね"という肯定」。品ある人と話していると心が温かくなる
(@erikkovoiceより引用)

なるほど言われてみれば、確かに「相手を尊重する気持ち」は、“品”となってその人の佇まいに表れるのかもしれません。

この法則にはツイッター上で多くの反響があり、ツイートは8.7万件のいいねを獲得(9月5日時点)し、多くのコメントも寄せられました。

「謎めいてる方がより知りたくなっちゃいます」

「間違いない。異性間でもこれできる奴はモテるとは言えないが、嫌われることは減るよね」

「話をしてもらうように促す、ってしている人に好感もてます。ただ単に何でも質問するとかではなく」

「自分はついつい自分語りしてしまう癖があるので、気をつけないといけないですね…」

「世の中にはまず自分から名乗れと言う人もいますが、これは目から鱗でした」

「『聞かれるまで自分のことを自分から話さない』意外とすごく大切なことと最近強く感じています」

一方で、「そのまま何も聞かれずに終わる事がほとんどです」「自分語りしないと話進まなくない?」「話さなさすぎても会話が膨らまない」といった意見も寄せられました。

ツイ主さんに聞いてみた

活発な議論もなされた今回のツイート。もう少し詳しい内容について、ツイ主の「超じゃがりこちゃん」さんに改めてお話をうかがいました。

ーー改めて、「特に初対面では、聞かれるまで自分のことを自分から話さない」ことに品格を感じられる理由について教えていただけますでしょうか?

たくさんの方のお話を聞いて、「自分のありのままを自分のペースで話す」方は話す側は満足しているけれど、話されている側は意外とたいくつで、ご自身のお話をしたいと思っている方が多いことがわかりました。

お相手の心情を読み取り、お相手にも主導権を握らせ、話を深掘りさせて対話をすることこそ、コミュニケーションとして大切なことと思っております。

ーー今回のツイートが大きな反響を生んでいますが、率直なご感想などはございますか?

ありがとうございます。たくさんの皆さまにも共感していただいた一方で、「そんなことない」と仰る方も勿論いらっしゃいました。

このツイートも私の価値観と考えでしたので、別意見があって当たり前のように思いますが、きっと「話す側」「聞く側」がちゃんと存在するからこそ、会話というもの成り立つものなのだな、と改めて実感いたしました。

会話は相手とのコミュニケーションなので、これからも楽しんでお相手と話して仲を深めていきたいなと思いました。


いろんな意見があることはとてもいいことですが、その中でもやはり相手を尊重し、「楽しんでお相手と話す」ことが大切なのかもしれませんね♪

ツイ主の「超じゃがりこちゃん」さんはツイッターだけではなく、インスタグラムとLINEからも情報を発信されています。

気になった方はこちらのツイートからチェックしてみましょう!