週の始まりは「日曜日」...そう聞いて違和感を覚える人は少なくないはず。いやいや月曜日だ、なぜなら日付に関する国際規格のISO8601では月曜を週の最初の日にしているから、そう答える人もいることでしょう。一方、広辞苑では日曜日を週の第1日を基本としていますから、何を基準にしていいやら悩むところです。
iPhoneのカレンダーアプリでは、週の始まりは日曜日に設定されています。しかし、それはあくまで初期設定。設定を見直せば、週の始まりを月曜日にすることも、その気になれば火曜日や水曜日にすることも可能です。
手順はかんたん。『設定』→「カレンダー」→「週の開始曜日」の順に画面を開き、週の始まりとする曜日を選択しましょう。初期設定では日曜日が選択されていますが、月曜日をタップしてチェックを入れればOK。ただちにカレンダーアプリの週の始まりが月曜日になります。
ただし、この方法で週の開始を任意の曜日にできるのはカレンダーアプリに限定されます。システムレベルでは、週の開始は月曜日に固定されており変更できません。アプリによっても週の開始の管理方法が異なるため、カレンダーアプリ以外は変更できないと考えるべきでしょう。
たとえば、Siriに「来週の週のはじめは?」と訊ねると、カレンダーアプリで週の開始を日曜日に設定していたとしても、答えは「2022年9月12日月曜日」などと月曜日になります。カレンダーを見ながら日付/曜日を決めるリマインダーアプリは、週の開始は日曜日に固定されており、カレンダーアプリの設定の影響を受けません。カレンダーの週の開始曜日を変更できるのはカレンダーアプリだけなのです。