第一三共ヘルスケアは9月2日、「気象病」に関する実態調査の結果を発表した。同調査は7月9日~10日、全国の男女2,350人(性・都道府県別均等割付)を対象にインターネットで実施した。
気候や気圧の変化による体の変化や不調を感じたことの有無について尋ねたところ、全国では64.6%が「ある(とてもある+たまにある)」と回答した。
都道府県別に見たところ、冬は曇りや雨・雪の日が多い日本海に面している「島根県」(80.0%)が1位に。2位は「新潟県」(76.0%)、3位は「和歌山県」「佐賀県」「沖縄県」(各74.0%)だった。
気象病経験者が最も少ない都道府県は、梅雨がないといわれる「北海道」(44.0%)だった。「島根県」は「北海道」の約2倍に上る結果となり、地域によって差があることがわかった。
気候や気圧の変化による体の変化や不調を感じたことが「全くない」と回答した人を除く1,985人を対象に、「体調の変化による気象の予側」ができるか否かについて尋ねた。その結果、「予測できる(とてもある+たまにある)」と回答した人が最も多かった都道府県は「長野県」(64.9%)で、2位は「沖縄県」(57.1%)、3位は「宮崎県」(56.4%)となっている。