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【この記事のエキスパート】
ご飯のお供専門ブログ「おかわりJAPAN」管理人:長船 邦彦
日本各地の美味しいご飯のお供を紹介するおかわりJAPAN。
今まで食べたご飯のお供は1,000種類以上、北は北海道から南は沖縄まで、ふりかけ・漬物・塩辛・佃煮・キムチなどさまざまなジャンルのつい「おかわり!!」と言いたくなるご飯のお供の魅力をお伝えします。
ご飯のお供マニアとしてテレビや雑誌などのメディアに出演も多数。
この記事では、ご飯のお供マニアの長船邦彦さんにお話をうかがい、お取り寄せできる漬物の選び方、おすすめ商品をご紹介します。漬物は、京都や北海道、秋田など各地域ごとにさまざまな味わいが楽しめます。ぜひ、ご飯のお供やおつまみにぴったりの漬物を選んでみてくださいね。
ふだん食べられない高級品も!
お取り寄せできる漬物選び方
ご飯のお供マニアの長船邦彦さんへの取材をもとに、お取り寄せできる漬物の選び方を紹介します。ポイントは以下です。
【1】味わい方に合わせて地域の名産を選ぶ
【2】旬の食材を使った漬物を選ぼう
【3】ギフトならいろいろな味を楽しめるセット商品を
【4】賞味期限をチェック
【5】食品添加物無添加や化学調味料不使用にも注目
【6】漬物グランプリで受賞歴のある漬物を選ぼう
それぞれ詳しくみていきましょう。
【1】味わい方に合わせて地域の名産を選ぶ
日本は各地域に名産品があります。本来は、その地方へ行かなければ食べられませんが、お取り寄せなら自宅でも食べることが可能です。漬物はその土地の味があるので、お取り寄せして味わってみてください。
箸休めにはさっぱり味の名産品を
漬物にはいろいろな味があります。箸休めなどで味わいたい方に贈る場合は、さっぱりとした漬物を選んでください。たとえば京漬物の「柴漬け」「すぐき」などは喜ばれます。
京都の漬物は塩漬けのあっさり味が特徴なので、漬物が苦手な方にも贈れるでしょう。おもてなしとしてもふさわしく、和食だけでなく洋食にも合います。
酒の肴なら濃い味の名産品を
お酒が好きな方へ贈るのなら、濃いめの漬物が喜ばれます。酒粕でつけ込んだ「奈良漬け」や味噌の風味が魅力の「味噌漬け」は、日本酒だけでなくビールにもぴったり。
秋田名産の「いぶりがっこ」はワインとの相性がよく、洋酒ファンに向いています。チーズと合わせて楽しんだり、アレンジしてもおいしくいただけます。
酒の肴として贈るなら、濃いめのしょっぱい味わいの漬物にしてください。
お茶漬けなら酸味のある名産品を
漬物はお茶漬けに欠かせないアイテムです。
梅風味の漬物や京漬物の「千枚漬け」など酸味のある漬物はお茶漬けによく合うでしょう。また、甘酢を使用した「さくら大根」や東京名物の「べったら漬け」などちょっぴり甘めの漬物もお茶漬けとの相性抜群です。
甘めの漬物は塩分が少なめに作られているので、ヘルシー志向の方にも喜ばれます。
アレンジできる名産品も
漬物はそのままいただけますが、料理にアレンジすると食べ方の幅が広がります。パスタやチャーハンに刻んで入れたり、煮物にするなど工夫次第です。
信州名物の「野沢菜漬け」や吸収名物の「高菜漬け」などはアレンジにぴったり。とくに唐辛子入りの高菜漬けは、カプサイシンが摂取できるのでヘルシーな漬物といわれ、食欲がないときに向いています。
【2】旬の食材を使った漬物を選ぼう
北は北海道、南は沖縄県まで気候や風土が異なれば、地域によって漬物の味や材料も異なってきます。各地域で季節ごとにいろいろな漬物が販売されているので、旬なものを使った漬物を選んでみるのも1つの選択肢です。
夏場の旬の漬物といえば水ナスやキュウリなどの浅漬け、冬場の旬の漬物は大根や野沢菜があげられます。旬の時期にしか食べることのできない漬物を選ぶと、より楽しみが広がります。
【3】ギフトならいろいろな味を楽しめるセット商品を
お取り寄せの漬物をギフトとして選ぶ場合は、ひとつの商品よりも少しずついろいろな漬物を味わえるセット商品がふさわしいでしょう。漬物の好みは人それぞれですので、さまざまな味わいを楽しめる詰め合わせが適しています。
相手の好みがわかっているときは、好きな物を贈るのが基本です。セット商品なら、新しい味覚の発見につながる可能性もあります。
【4】賞味期限をチェック
お取り寄せに限らず、食べものを選ぶときは賞味期限をチェックしてから選んでください。漬物は発酵食品ですが賞味期限があります。短いものは1週間、長いものは半年ぐらいと商品によって幅があるのが特徴。
また、食べきれるかどうかも考える必要があります。セット商品なら小分けになっているので、無駄なく食べるには適しているでしょう。
【5】食品添加物無添加や化学調味料不使用にも注目
【エキスパートのコメント】
ときには食品添加物無添加や化学調味料不使用の、昔ながらの製法による漬物をチョイスしましょう。自然由来の乳酸発酵による自然の酸味と、引き立てられた野菜のうま味。かみしめるたびに、じわりじわりとおいしさがこみあげてきます。
保存料を使っていない分、開封してから冷蔵庫に寝かせておくと味の変化が大きいです。「酸味が増した」「味がまろやかになった」など発酵によって日々変化する味を楽しめるでしょう。
また、保存料に頼ることなく保存期間を長くするため、塩を多めに使うことで塩辛さが増しているものもあるので、よりご飯が進みますよ。
【6】漬物グランプリで受賞歴のある漬物を選ぼう
【エキスパートのコメント】
「どんなお漬物を食べたらいいのかまったくわからない」という方は、まず漬物グランプリでの受賞歴に注目してみてください。
年々消費量が減少している漬物。とくに、若者の漬物離れが進んでいるといわれています。そんな苦境に立つ漬物業界を盛り上げるために毎年開催されているのが、全日本漬物協同組合連合会が主催する「漬物グランプリ」。
この大会では、日本一美味しい漬物が選ばれます。「漬物グランプリ」で受賞歴のある漬物は、厳選なる審査を経て選ばれたものだけあっておいしいのはもちろん、漬物をあまり食べたことがない初心者の方にとっても食べやすいものが多いです。